beat-frequency oscillatorとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > beat-frequency oscillatorの意味・解説 

BFO

(beat-frequency oscillator から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/05 13:10 UTC 版)

BFO (Beat Frequency Oscillator、うなり発振器) は、受信機においてCW信号やSSB信号を復調する際に用いられる電子回路である。

中波短波ラジオ放送では振幅変調が用いられており、簡単な検波器(最も簡単なものは1本のダイオード)で音声信号を取り出すことができる。 しかし、業務無線アマチュア無線の通信には、SSB(Single Sideband、抑圧搬送波単側波帯)が用いられる。 この場合、搬送波が抑圧されているため、通常の検波器が使えない。 また、CW(Continuous Wave、無変調連続波、振幅変調による電信)では搬送波そのものが断続するためやはり復調できない。 そこで、搬送波に相当する電気信号を受信機の中で作る回路が必要となる。 この回路がBFOであり、受信信号と混合して復調する。 これをプロダクト検波という。 CWの場合は搬送波と700-800Hzの差がある周波数を用いて、可聴音に変換する。

無線機だけではなく、かつてのBCLラジオを初めとする高性能ラジオにもこの回路を装備したものがあり、アマチュア無線等を聴取するのに用いられる。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「beat-frequency oscillator」の関連用語

beat-frequency oscillatorのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



beat-frequency oscillatorのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのBFO (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS