横浜市交通局3000形電車
(Yokohama Municipal Subway 3000 series から転送)
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横浜市交通局3000形電車(よこはましこうつうきょく3000けい[1]でんしゃ)は、横浜市交通局が横浜市営地下鉄のブルーライン(1・3号線の路線愛称)にて運用する通勤形電車である。
注釈
- ^ ただし、1人分の座席掛け幅は400 mm と極めて狭くなる。2次車以降は同じ長さのロングシートであるが、公式に6人掛け座席(1人分の座席掛け幅は466.66 mm)となる。
- ^ a b しかし、2020年以降は使用をやめ、地色に関係なく両方とも次駅名と乗り換え案内が表示されるようになった。
- ^ 現在は3次車(3000R形)・4次車(3000S形)の全編成がLED式に更新されている
- ^ 2000形は車両のバリアフリー化が困難であったほか、ドアの幅が3000形と異なっており、当時の技術ではホームドアに対応できなかった。
- ^ 太い青帯の上下に細い水色の帯が入る。
- ^ のちに、新型車両を増備し3000A形を廃車させる方針に転換した。
- ^ つまり1編成あたり約9.9億円。
- ^ a b 3次車(3000R形)・4次車(3000S形)の全編成も同様に配置されている。
- ^ 3次車(3000R形)・4次車(3000S形)の全編成にも設置されているが、そちらは行先と種別の2種類のみを交互に表示している。
- ^ 3次車(3000R形)・4次車(3000S形)の全編成にも設置されているが、寸法が違うためか、表示内容が5次車(3000V形)とは異なる。
- ^ 3・4次車全編成のマスコンも5次車と同じものに更新されている。
- ^ 新製される3000V形1本・4000形8本に対して置き換えられる3000A形8本と事故当該編成2本となるため、全体では1編成減ということになる。
- ^ 横浜市営地下鉄において川崎重工グループ製の車両が導入されるのは、2014年の10000形増備車以来8年ぶり、ブルーラインでは1972年の開業に合わせて投入された1000形以来約50年ぶりとなる。
出典
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- 1 横浜市交通局3000形電車とは
- 2 横浜市交通局3000形電車の概要
- 3 ワンマン運転対応改造工事
- 4 脚注
- 横浜市交通局3000形電車のページへのリンク