ラングレー (CVL-27)とは? わかりやすく解説

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ラングレー (CVL-27)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 03:39 UTC 版)

ラングレー (英語: USS Langley, CVL-27) は、アメリカ海軍航空母艦インディペンデンス級の6番艦。艦名は、サミュエル・ラングレーに因む[1]。アメリカ海軍最初の航空母艦で[1]太平洋戦争初期に撃沈された「ラングレー」(当時は水上機母艦)の名を受け継いだ。


  1. ^ 第二次世界大戦勃発前、先代「ラングレー」は飛行甲板の一部を撤去して水上機母艦 (USS Langley, AV-3) になった[5]あと、アジア艦隊英語版に配備されて太平洋戦争勃発を迎えた[6]
  2. ^ 第38任務部隊攻撃隊は武蔵を撃沈した他、重巡「妙高」を脱落させた[22]。他に戦艦2隻(大和長門)、巡洋艦2隻(利根矢矧)、駆逐艦「浜風」などが小破した。
  3. ^ 空襲により空母3隻(瑞鶴瑞鳳千歳)と駆逐艦「秋月」が沈没した[25]デュボース隊の追撃で空母「千代田」と駆逐艦「初月」が沈没した[26][27]。潜水艦「ジャラオ (USS Jallao, SS-368) 」の雷撃で軽巡「多摩」が沈没した[28]
  4. ^ フレデリック・C・シャーマン提督が率いる第38.3任務群は、空母4隻(タイコンデロガエセックス、ラングレー、サン・ジャシント)、戦艦2隻(ワシントンノースカロライナ、巡洋艦4隻、駆逐艦部隊であった。
  5. ^ 高速空母機動部隊ミッチャー提督が指揮する(沖縄戦、海軍部隊戦闘序列)。その隷下にあってラドフォード提督が率いる第58.4任務群は、艦隊型空母2隻(ヨークタウン、イントレピッド)、軽空母2隻(ラングレー、インディペンデンス)、アイオワ級戦艦3隻、アラスカ級大型巡洋艦2隻、巡洋艦4隻、フレッチャー級駆逐艦17隻という編成だった。
  6. ^ 姉妹艦の空母「ベロー・ウッド (USS Belleau Wood, CVL-24) 」もフランス海軍に移管され、「ボア・ベロー (Bois Belleau, R97) 」と改名された。

脚注

  1. ^ a b 連合軍艦艇撃沈す 2013, pp. 15–16米海軍空母の第一号
  2. ^ a b 撃沈戦記(II) 1988, pp. 91–93.
  3. ^ a b Leyte 1971, pp. 200–204レイテ海戦の日米両国艦隊編成 一九四四年十月二十三日~二十六日
  4. ^ 連合軍艦艇撃沈す 2013, pp. 25–26不運の艦と乗員たち
  5. ^ 連合軍艦艇撃沈す 2013, pp. 17–18.
  6. ^ 連合軍艦艇撃沈す 2013, pp. 18–20アジア艦隊、フィリピンを退く
  7. ^ Aircraft Carrier Photo Index: USS LANGLEY (CVL-27)”. www.navsource.org. 2024年4月15日閲覧。
  8. ^ BATTLE OF THE PHILIPPINE SEA - The US Fifth Fleet”. www.angelfire.com. 2024年4月15日閲覧。
  9. ^ Leyte 1971, pp. 13–14中部太平洋を米艦隊進攻
  10. ^ ポッター 1991, p. 463.
  11. ^ 撃沈戦記(II) 1988, pp. 111–114ポパイが率いる第38任務部隊
  12. ^ a b 連合軍艦艇撃沈す 2013, pp. 56–58第38任務部隊
  13. ^ 撃沈戦記(II) 1988, pp. 118–119.
  14. ^ a b Leyte 1971, pp. 69a-70零戦あいついで撃墜される
  15. ^ 撃沈戦記(II) 1988, pp. 143–145最後の空母機攻撃
  16. ^ 撃沈戦記(II) 1988, p. 115.
  17. ^ Leyte 1971, pp. 70–76「彗星」が空母を血祭り
  18. ^ 連合軍艦艇撃沈す 2013, pp. 60–61彗星、「プリンストン」を爆撃す
  19. ^ Leyte 1971, pp. 76–78修羅場と化した「プリンストン」
  20. ^ 連合軍艦艇撃沈す 2013, pp. 61–65決死の消火作業もおよばず
  21. ^ Leyte 1971, pp. 78–85.
  22. ^ 撃沈戦記(II) 1988, p. 124.
  23. ^ Leyte 1971, p. 165エンガノ岬沖海戦、1944年10月25日
  24. ^ Leyte 1971, pp. 198–199(1944年10月25日、経過概要)
  25. ^ Leyte 1971, pp. 164–166.
  26. ^ Leyte 1971, pp. 178–179.
  27. ^ 撃沈戦記(II) 1988, pp. 149–151囮部隊の囮となって
  28. ^ Leyte 1971, pp. 180–181.
  29. ^ Leyte 1971, pp. 176–177.
  30. ^ Leyte 1971, p. 186.
  31. ^ カルフォーン 1985, p. 80.
  32. ^ Aircraft Carrier Photo Index: USS LANGLEY (CVL-27)”. www.navsource.org. 2024年4月15日閲覧。


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