システムロックプリインストール
(System Locked Pre-installation から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/31 02:32 UTC 版)
システムロックプリインストール[1]またはシステムロックプレインストール[2] (SLP, System Locked Pre-installation[3], System Locked Preinstallation[4]) または OEMアクティベーション (OA, OEM Activation) とは、Microsoft Windows XP(実際はWindows ME)以降のWindowsシリーズにおけるプリインストール形態の一種である。ユーザーにはライセンス認証方式の一種として認知されている。OEM版Windowsに組み込まれた認証情報と、コンピュータメーカーによってBasic Input/Output System (BIOS)にあらかじめ組み込まれた認証情報を突き合わせ、認証の可否を判定する。
- ^ Microsoft Corporation. “Windows XP プロダクト アクティベーション”. 2010年6月19日閲覧。
- ^ Microsoft Corporation. “ライセンスの管理”. 2010年6月19日閲覧。
- ^ Microsoft Corporation. “Technical Details on Microsoft Product Activation for Windows XP”. 2010年6月19日閲覧。
- ^ Microsoft Corporation. “License Management”. 2010年6月19日閲覧。
- ^ ただし、実際にはハッカー達による分析の結果、SLP1.0~2.3についてはそのメカニズムに関して多くの事実が露呈・流出し、それを利用したPCユーザーによる「自己責任」でのSLPの偽装や、SLPを偽装するソフトウェア上の仕掛けの組み込まれた海賊版インストールディスクの不正販売、またメーカーや機種ごとに少しずつ異なるSLP情報の莫大なリストの作成なども多発している。
- ^ 通常のパッケージ版の場合、一定以上ハードウェア構成を変更した場合、ハッシュ値が変わってしまうため、初回認証時とは別のパソコンと認識され、認証に失敗することになる。また、SLP3.0による認証に関しては詳細は不明であるが、通常のパッケージ版に類似した制約があると推定されている。
- 1 システムロックプリインストールとは
- 2 システムロックプリインストールの概要
- 3 出典・脚注
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