ボタ山
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/22 18:47 UTC 版)
ボタ山(ボタやま)は、石炭の採掘に伴う坑道掘削や選炭によって生じた岩石廃棄物(ボタ)の集積してできた地形[1][2]。ぼた山と平仮名表記をすることもある。漢字では硬山と書く。地域によっては方言でズリ山と称することもある[3]。
- ^ a b c 坂上務「ボタ山の微気象」 農業気象 第15巻 第2号、2022年12月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k II.ボタの有効利用 国際協力機構、2022年12月22日閲覧。
- ^ a b “赤平観光協会 - あかびら炭鉱遺産>ズリ山”. 2021年11月25日閲覧。
- ^ ボタが石炭鉱山から出る屑であるが、北海道東部中部、本州の一部では本来金属鉱山から出る屑の名称ズリを方言として使用する。北海道でズリと言うのは、本州で方言でズリと言って居た地域の出身者が言った事に依る。此れは江戸時代の松前藩が開削を行った西部の炭鉱ではボタと言う事で判る。旧茅沼炭鉱の周囲では北海道であるが、硬(ボタ),硬(ボタ)山と、現在でも云われて居る。
- ^ “図録番号418 タイトル:ボタ山(ピラミッド形は昭和になって)/ 山本作兵衛コレクション/ 田川市”. 田川市 (2017年3月13日). 2023年2月4日閲覧。
- ^ a b c 炭鉱ボタ山緑化試験について 福島県、2022年12月22日閲覧。
- ^ “森へおいでよ 筑豊の自然再発見<27>石炭採掘の不要物 景色の中にボタ山が”. 西日本新聞 (2017年3月23日). 2019年3月6日閲覧。
- ^ “「ボタ山」、2年間燃え続ける 消す方法は見つからず”. 朝日新聞デジタル (2019年3月5日). 2019年3月6日閲覧。
- ^ 大石道義,ぼた山覚書。産業考古学92号所収。
- ^ a b 小林恭子「ウェールズで300以上のボタ山が「高リスク」と査定 - 55年前の崩落事故がいまだ脳裏に」 英国ニュースダイジェスト、2022年12月22日閲覧。
- ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、106頁。ISBN 9784816922749。
- ^ “<土石流事故><続報>500人以上が生き埋めか、原因は鉱山の違法操業―山西省臨汾市”. レコードチャイナ (2008年9月9日). 2019年3月6日閲覧。
- ^ “イギリス史上最悪の産業事故、ボタ山崩落から50年 子供たちを失った母親たちの半世紀”. Huffpost News (2016年10月23日). 2019年3月6日閲覧。
- ^ “地域資源「ズリ」の活用による夕張再生エネルギー創出事業”. 総務省 地域の元気総合プラットフォーム (2015年1月15日). 2019年3月6日閲覧。
- ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、141頁。ISBN 9784816922749。
- ^ “ぼた山跡に大型商業施設 福岡・水巻町 炭鉱閉山半世紀、活用本格化へ”. 西日本新聞 (2019年1月18日). 2019年3月6日閲覧。
- ^ “赤平市 - 777段日本一のズリ山階段”. 2021年11月25日閲覧。
- 1 ボタ山とは
- 2 ボタ山の概要
- 3 ボタ及びボタ山の利活用
- 4 脚注
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