三姓神話
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三姓神話(さんせいしんわ)は、韓国済州島に伝わる耽羅民族の神話。『瀛州誌』、『高麗史』地理志、『世宗実録』、『南槎録』、『耽羅志』に記されている[1]。それによると、高・梁・夫の三兄弟が、東国の碧浪国(へきろうこく)から来た美しい3人の女を娶り、耽羅王国を建国したことが伝えられている。なお、東国の碧浪国について、『高麗史』地理志、『南槎録』、『耽羅志』は日本国として、日本から来た娘としている[2][3]。
- ^ 浦野起央『朝鮮の領土:【分析・資料・文献】』三和書籍、2016年9月、332頁。ISBN 978-4862512024。
- ^ 鳥越憲三郎『古代朝鮮と倭族 神話解読と現地踏査』中央公論社〈中公新書1085〉、1992年7月、70頁。ISBN 978-4121010858。
- ^ 拳骨拓史『韓国人に不都合な半島の歴史』PHP研究所、2012年10月。ISBN 978-4569808000。
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