ラインハルト・ゲーベルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ラインハルト・ゲーベルの意味・解説 

ラインハルト・ゲーベル

(Reinhard Goebel から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/23 07:47 UTC 版)

ラインハルト・ゲーベル
生誕 (1952-07-31) 1952年7月31日
出身地 西ドイツノルトライン=ヴェストファーレン州 ジーゲン
ジャンル クラシック音楽 古楽
職業 ヴァイオリニスト 指揮者

ラインハルト・ゲーベル(Reinhard Goebel, 1952年7月31日 - )は、ドイツヴァイオリニスト指揮者音楽学者。特に古楽の分野における第一人者[1]

経歴

ノルトライン=ヴェストファーレン州ジーゲンに、地元の駅長を務める父の元に生まれる。12歳よりヴァイオリンをはじめ、ケルン音楽舞踏大学にて古楽合奏団の先駆けだったコレギウム・アウレルム合奏団コンサート・マスターのフランツヨーゼフ・マイアー、フォルクヴァング芸術大学にてサシュコ・ガヴリーロフヴァイオリンを師事。その後ハーグ音楽院にてマリー・レオンハルト、エドゥアルト・メルクスバロック・ヴァイオリンを師事。さらに、ケルン大学にて音楽学も修めている。

1973年、ムジカ・アンティクヮ・ケルンを創設し、2007年までリーダーを務める。その間、1990年に左手の局所性ジストニアによりしばらく活動を休止したのちに、ヴァイオリンを左右対称に持ち替えて練習し、復帰。2006年に同じ病気が発症するまで、ヴァイオリニストとして活動。指揮者としての活動も目覚ましく、古楽器にてピリオド奏法を実践するだけでなく、モダン楽器を用いてピリオド奏法に近い奏法を研究することに重きを置いている。

2010年より、ニコラウス・アーノンクールの後任として、ザルツブルク・モーツァルテウム大学の古楽科ならびに指揮科の教授に就任。

2018年より、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者によって創設された、ベルリン・バロック・ゾリステン[2]の監督に就任。

これまでにベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団ベルリン・コーミッシェ・オーパーバイエルン放送交響楽団ボン・ベートーヴェン管弦楽団ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、 チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団など、世界の数多くのオーケストラを指揮している。

脚注

  1. ^ Philharmoniker, Berliner. “ラインハルト・ゲーベルのベルリン・フィル・デビュー | デジタル・コンサートホール”. Digital Concert Hall. 2024年7月20日閲覧。
  2. ^ ベルリン・バロック・ゾリステン | 株式会社 アスペン”. www.aspen.jp. 2024年7月20日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ラインハルト・ゲーベルのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ラインハルト・ゲーベル」の関連用語

ラインハルト・ゲーベルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ラインハルト・ゲーベルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのラインハルト・ゲーベル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS