R-5_(ミサイル)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > R-5_(ミサイル)の意味・解説 

R-5 (ミサイル)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/06 08:25 UTC 版)

R-5
展示されるR-5
種類 戦域弾道ミサイル
原開発国  ソビエト連邦
運用史
配備先  ソビエト連邦
諸元
重量 28,610 kg (63,100 lb)[1]
全長 20.80 m (68 ft 3 in)[1]
直径 1.65 m (5 ft 5 in)[1]

エンジン RD-103
翼幅 3.452 m (11 ft 3.9 in)[1]
発射
プラットフォーム
運搬式

R-5はソビエトの射程1200kmの戦域弾道ミサイルである[1]

概要

R-1とR-2の運用経験を基に改善が加えられた。空気抵抗による弾頭部の過熱が問題になり、アブレーションによる熱防御被覆が施された[1]

1953年に試射の開始前にエンジンの自動制御が確認された。3回の試射が実施され、1回目と2回目は実験で3回目は認証試験だった[1]。1953年3月と5月に実施された試射では到達距離は最大射程1200kmに対してそれぞれ270kmと550kmだった[1]。1953年4月19日に初めて最大射程に到達した。1954年8月から1955年2月に試射で19機が発射され、R-2よりも37%打ち上げ時の重量が増えたことにより、弾頭重量が2倍になった。エンジンの比推力が向上したことで弾頭を含まないロケットの重量は25%軽量化された[1]

運用者

ソビエト連邦

出典

[ヘルプ]

関連項目

外部リンク

  • ウィキメディア・コモンズには、R-5 (ミサイル)に関するカテゴリがあります。

「R-5 (ミサイル)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「R-5_(ミサイル)」の関連用語

R-5_(ミサイル)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



R-5_(ミサイル)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのR-5 (ミサイル) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS