Pharaonella dialeuca (Deshayes, 1855)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 01:43 UTC 版)
「アマンユベニガイ」の記事における「Pharaonella dialeuca (Deshayes, 1855)」の解説
「Pedang」(詳細不明)から記載された種で、Soweby II によって19世紀の図鑑に図示されているが(図 309、解説 no. 309)、その後はほとんど図示されたことがない。図ではベニガイに似た形の種で、右殻の後半部に明瞭な条刻が描かれている。殻頂は中央より後方にあり、殻長/殻高比は2.4でベニガイと同程度に細長い。套線湾入の深さは不明。Huberら(2015)(p.600)は、名和(2008)が奄美から報告した種名未詳の 「Pharaonella sp.」(殻長 75.8 mm)が本種に似た特徴を持っているのではないかとしている。なお本種の産地は、原記載やその後の図示ともに「Pedang」と記されているが、Huberら(2015)はマレーシアのPenangとしている。
※この「Pharaonella dialeuca (Deshayes, 1855)」の解説は、「アマンユベニガイ」の解説の一部です。
「Pharaonella dialeuca (Deshayes, 1855)」を含む「アマンユベニガイ」の記事については、「アマンユベニガイ」の概要を参照ください。
- Pharaonella dialeucaのページへのリンク