PIAFS2.0とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > PIAFS2.0の意味・解説 

Personal Handyphone System Internet Access Forum Standard

(PIAFS2.0 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/27 01:15 UTC 版)

PIAFS(ピアフ、Personal Handyphone System Internet Access Forum Standard)は、PIAF(PHSインターネット・アクセス・フォーラム)によって策定されたPHSデータ通信標準規格である。利用上は、有線区間が固定電話回線に依拠するため、無線区間も含めて回線交換方式を基本とする。

  • PIAFS1.0:ギャランティー方式32Kbps
  • PIAFS2.0:ギャランティー方式64Kbps。
  • PIAFS2.1:ベストエフォート方式32Kbps/64Kbps。32Kbps通信と64Kbps通信を動的に切り替えることができる。
  • PIAFS2.2:ベストエフォート方式32Kbps/64Kbps。PIAFS2.1をベースに、PHS端末間同士での64Kbps通信を可能にするために拡張されたもの。

となっている。なお、プロトコルオーバーヘッドから、正確な実効理論値は32Kbpsの場合29.2Kbps、64Kbpsの場合58.4Kbpsとなる。実利用環境についてはエラーの発生による再送(4TCHスロット=1PIAFSフレーム)などさらに落ちうる。

ウィルコム(旧DDIポケット)の「AIR-EDGE」のパケット通信についてはPIAFS策定事項には含まれていないが、2004年に国際展開を目的として同社がライセンス契約による仕様公開をした。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「PIAFS2.0」の関連用語

PIAFS2.0のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



PIAFS2.0のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのPersonal Handyphone System Internet Access Forum Standard (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS