Maximum_Segment_Sizeとは? わかりやすく解説

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Maximum Segment Size

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/08/29 07:51 UTC 版)

Maximum Segment Size(マキシマム・セグメント・サイズ、最大セグメント長)とは、TCPにおける1セグメントで転送可能なデータの最大長をさす。略してMSSと呼ばれることが多い。

MSSの値はMTUと関連している。MTUはIP層における、ヘッダを含めた最大長である。MSSにTCPヘッダとIPヘッダを加えた長さがMTUに収まっていれば、分断化せずに転送できる。標準的な長さは、TCPヘッダが20バイト、IPv4ヘッダが20バイトである。このためMSSはMTUから40バイトを引いた値とすることが多い。ただしIPv6ヘッダは40バイトとなるほか、TCPでもIPでもオプションがつくとヘッダ長が増加する可能性がある。

関連項目


最大セグメントサイズ

(Maximum_Segment_Size から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:49 UTC 版)

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最大セグメントサイズ(さいだいセグメントサイズ、: Maximum Segment Size)とは、TCPにおける1セグメントで転送可能なデータの最大長を指す。最大セグメントサイズにはTCPのヘッダーサイズ分は含めない。略してMSSと呼ばれることが多い。TCPにおいては64KB以下であるが、イーサネット上のTCPにおいては1460バイト以下である。イーサネットと PPPoE を併用している場合は1452バイトである。

MSSの値はMTUと関連している。MTUはIP層における、ヘッダを含めた最大長である。MSSにTCPヘッダとIPヘッダを加えた長さがMTUに収まっていれば、分断化せずに転送できる。標準的な長さは、TCPヘッダが20バイト、IPv4ヘッダが20バイトである。このためMSSはMTUから40バイトを引いた値とすることが多い。ただしIPv6ヘッダは40バイトとなるほか、TCPでもIPでもオプションがつくとヘッダ長が増加する可能性がある。

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