M・W・レイルとは? わかりやすく解説

M・W・レイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 05:53 UTC 版)

M. W. Rale
M・W・レイル
本名 ミハイル・W・イスラーレ Michael W. Israle
別名義 マイケル・レイル Michael Rale/Rayle
マイク・レイル Mike Rale/Rayle
生年月日 (1877-03-25) 1877年3月25日
没年月日 (1940-07-08) 1940年7月8日(63歳没)
出生地 ロシア帝国
死没地 アメリカ合衆国 ニュージャージー州イングルウッド
民族 ユダヤ人
職業 俳優
ジャンル 舞台、サイレント映画
活動期間 1904年 - 1932年
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M・W・レイルM. W. Rale, 1877年3月25日 - 1940年7月8日)は、アメリカ合衆国俳優である[1]。本名ミハイル・W・イスラーレMichael W. Israle[1]マイケル・レイルMichael Rale/Rayle)ともクレジットされた[1][2]

人物・来歴

1877年(明治10年)3月25日ロシア帝国(現在のロシア)に生まれる[1]

最初のキャリアは舞台俳優で、時期は不明だがアメリカ合衆国に移住し、1904年(明治37年)、4幕もののミュージカル The Street Singer でニューヨーク・ブロードウェイの舞台に立った記録がある[3]

1914年(大正3年)から、レオポルド・ワートンおよびシオドア・ワートンのワートン兄弟が製作するパテ・シリアル『拳骨』(The Exploits of Elaine)、その続篇の『拳骨』(The New Exploits of Elaine, 1915年)に中国人の役で出演し、映画界に進出、以降、多く東洋人役で映画出演をする[1][2]Beatrice Fairfax や『ミラの秘密』、Patria といったシリアルに出演した後、1918年(大正7年)にはノーマ・タルマッジ主演の『禁断の都』に中国人役で出演している[1][2]

1925年(大正14年)、フィル・ローゼン監督の『妖婦馴らし』に出演したのを最後に映画界から離れ[1]、1927年(昭和2年)にはブロードウェイに戻っている[3]。1932年(昭和7年)、パール・S・バックの小説『大地』を舞台化した The Good Earth に出演したのが、舞台での最後の記録である[3]

引退後はニュージャージー州イングルウッドの俳優のための養老院で晩年を過ごし、1940年(昭和15年)7月8日、同地で死去した[1]。満63歳没。

フィルモグラフィ

すべて出演作である[1]

1910年代

1920年代

  • 『花嫁の怪賊』 Away Goes Prudence : 監督ジョン・S・ロバートソン、主演ビリー・バーク、1920年 - 出演・役名 Chinaman
  • 『三浬沖合』 Three Miles Out : 監督アーヴィン・ウィラット、主演マッジ・ケネディ、1924年 - 出演・役名 'Highbrow' Higgins
  • 『妖婦馴らし』 The Heart of a Siren : 監督フィル・ローゼン、主演バーバラ・ラ・マー、1925年 - 「マイク・レイル」名義で出演・役名 Pierre

関連事項

  1. ^ a b c d e f g h i M. W. Rale, Internet Movie Database (英語), 2010年7月16日閲覧。
  2. ^ a b c d M. W. Rale, allmovie (英語), 2010年7月16日閲覧。
  3. ^ a b c M. W. Rale, Internet Broadway Database (英語), 2010年7月16日閲覧。

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