Linear Tape-Open
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/30 05:30 UTC 版)
Linear Tape-Open(リニア テープ オープン、略称:LTO)は、コンピュータ用の磁気テープ技術。一社独占的なDLTやAITに代わるオープン規格として、シーゲイト・テクノロジー、ヒューレット・パッカード(現:ヒューレット・パッカード・エンタープライズ)、IBMの3社によって開発、策定された。LTO技術の標準のフォームファクターはUltrium と呼ばれており、主にバックアップやアーカイブ用途としてコンピューターシステムで利用されている。 2000年に発売された第1世代(LTO-1)の容量は100GBであったが、2021年に発売された最新世代のLTO-9は18TBの容量を同じカートリッジサイズで実現している。特定用途向けに少数のみ販売されるため、ドライブもテープも非常に高価である[要出典]。
- ^ LTO Ultrium: Reliable and Scalable Open Tape Storage Format
- ^ ECMA LTO-1 スペック
- ^ TDK、磁気テープ事業から撤退
- ^ LTO-7 interchange testing
- ^ a b “「テープ人気」が終わるどころかまだ続くのはなぜ? “次世代品への期待”も”. TechTargetジャパン. 2023年2月13日閲覧。 “「LTO-10」の容量は圧縮時90TB、非圧縮時36TBになる。”
- ^ HPE LTO-8 Ultrium 30TB WORM Data Cartridge Data sheet
- ^ IBM TS2280 Tape Drive
- ^ SONY AND FUJIFILM PASS LTO ULTRIUM GENERATION 9 FORMAT INTERCHANGE COMPLIANCE TESTING
- ^ LTO Tape Health - LTO errors
- ^ LTOメディアヘルスチェックサービス
- ^ Proxmark3 developers community
- ^ LTO Cartridge Memory (LTO-CM / MAM) reader for libnfc
- ^ LTO bar code label - IBM Documentation
- ^ StorageTek LTO Tape Drives
- ^ http://home.jeita.or.jp/is/committee/tech-std/std/201104/tape_system_05.pdf JEITA テープストレージ専門委員会 テープシステム技術資料 - 第 5 章 ライト・リードの高い信頼性を支える技術
- ^ JEITA -Read-While-WriteとRewite技術
- ^ http://home.jeita.or.jp/is/committee/tech-std/std/201104/tape_system_06.pdf JEITA テープストレージ専門委員会 テープシステム技術資料 - 第 6 章 高記録密度を支えるサーボ技術
- ^ 暗号鍵管理オプション
- ^ クアンタム データ暗号化
- ^ ドライブのクリーニング
- ^ カーバイドクリーンメディア
- ^ IBM 利用・保存環境のスペック
- ^ 出荷容量
- 1 Linear Tape-Openとは
- 2 Linear Tape-Openの概要
- 3 機械装置
- 4 使用上の注意
- 5 関連項目
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