Ivan Ivanov (footballer born 1988)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Ivan Ivanov (footballer born 1988)の意味・解説 

イヴァン・イヴァノフ

(Ivan Ivanov (footballer born 1988) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/24 04:55 UTC 版)

イヴァン・イヴァノフ
名前
本名 イヴァン・カメノフ・イヴァノフ
Ivan Kamenov Ivanov
ラテン文字 Ivan Ivanov
キリル文字 Иван Иванов
基本情報
国籍  ブルガリア
生年月日 (1988-02-25) 1988年2月25日(35歳)
出身地 ブルガリアズラティツァ
身長 186cm
体重 84kg
選手情報
ポジション CB
利き足 左足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2004-2005 ピリン1922 6 (0)
2005-2010 CSKAソフィア 53 (6)
2007-2008 ロコモティフ・プロヴディフ (loan) 24 (0)
2010-2011 アラニア・ウラジカフカス 24 (2)
2011-2013 パルチザン 59 (8)
2013-2015 バーゼル 11 (0)
2016 ロコモティフ・プロヴディフ 9 (0)
2016-2017 パナシナイコス 7 (0)
2017 アルセナル・トゥーラ 5 (0)
2017-2018 ベロエ・スタラ・ザゴラ 21 (1)
2018-2019 アルタイ 6 (0)
2019 ヴィフレン・サンダンスキ 3 (0)
2019 エタル 11 (0)
代表歴
2004-2005 ブルガリア U-17 6 (0[1])
2006-2007 ブルガリア U-19 8 (0[1])
2007-2009 ブルガリア U-21 9 (1[1])
2008-2016 ブルガリア 40 (3)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

イヴァン・カメノフ・イヴァノフブルガリア語: Иван Каменов Иванов, ラテン文字転写: Ivan Kamenov Ivanov, 1988年2月25日 - )は、ブルガリアソフィア州Zlatitsa出身の元サッカー選手。元ブルガリア代表。現役時代のポジションはセンターバック

経歴

クラブ

初期

ブルガリアZlatitsaに生まれたイヴァノフは、1994 FIFAワールドカップに影響を受けサッカー選手を志すようになった[2]。その後、ピリン1922英語版でキャリアを始め、2005年にPFC CSKAソフィアへ移籍した。CSKAでは、2006年にカップスーパーカップを獲得。2007年8月にはPFCロコモティフ・プロヴディフへ貸し出された。2008年冬に地元メディアはイングランド1部ダービー・カウンティFCの獲得候補だったが、労働許可証の問題により見送られたと報じた[3]

CSKAソフィア

2009年にFCディナモ・モスクワ戦の勝利を祝うイヴァノフ

2008年夏の移籍市場で多くの同僚が移籍した後、イヴァノフはキリル・コテフ(en)と共にチームにとって必要不可欠なディフェンダーとなっていった。リテックス・ロヴェチとのスーパーカップ(2-1)で先発して優勝に貢献。9月19日のPFCミニョル・ペルニク英語版戦で67分にコーナーキックから頭で初得点、2009年3月18日に前所属のロコモティフ・プロヴディフ戦(3-1)で得点、3月21日のPFCスパルタク・ヴァルナ英語版戦(2-0)で得点を挙げる等、最終的に2008-09シーズンはリーグ戦で5得点を記録した。

2009年8月15日のPFCベロエ・スタラ・ザゴラ戦(3-0)で2009-10シーズン初得点、8月27日にUEFAヨーロッパリーグ 2009-10予選プレイオフのFCディナモ・モスクワ戦では決勝点を記録した[4]。11月1日には、規律違反により他8名の選手と共にトップチームの練習に参加することを無期限で禁止されていた[5]が、11月20日に参加が許可されると、翌日のPFCロコモティフ・ソフィア戦(2-2)でアレクサンダル・ブラネコフ(en)に代わり途中出場した。

アラニア・ウラジカフカス

2010年2月26日に同僚のイヴァン・ストヤノフ(en)と共にロシア1部FCアラニア・ウラジカフカスと4年契約を締結[6]。移籍金はSportal.bgによると300万ドルと見られている[7]。主要選手として24試合2得点を記録したが、シーズン終了後にチームは2部へ降格した。

パルチザン

2011年6月17日にセルビア1部パルチザン・ベオグラードと3年契約を締結[8]。7月13日にFKシュケンディヤとのUEFAチャンピオンズリーグ 2011-12予選2回戦(4-0)で公式戦初出場、12月3日のFKラドニチュキ1923戦(3-0)で初得点を記録。3月14日のOFKベオグラード戦(アウェイ2-1)では頭で決勝点を挙げた。最終的に2011-12シーズンのリーグ戦で全試合フル出場を果たし、4得点を記録した。

2012年8月30日にUEFAヨーロッパリーグ 2012-13予選プレーオフのトロムソIL戦(1-0)で頭から決勝点を記録する等の活躍が認められ、クラブのサポーターから2012年度の年間最優秀選手に選出。また、2012-13シーズンのリーグ戦で他4名の同僚と共にベストイレブンにも選出された[9]

バーゼル

2013年8月にスイス1部FCバーゼルと契約[10]。同じバーゼルを拠点とするBSCオールド・ボーイズ英語版とのスイス・カップマティアス・デルガドen)のアシストにより公式戦初得点を挙げた。

2014年1月、キャンプ期間中に膝の負傷を負い長期離脱を強いられ、シーズン後半のみならず翌シーズン中の復帰も叶わなかった。 2015-16シーズンはチーム全体練習へ合流、リザーブチームにて試合出場を果たすもトップコンディションへの復帰はならず、2015年12月15日、イヴァノフ本人の希望によりバーゼルとの契約を解除した。

ロコモティフ・プロヴディフ

ニューヨーク・シティFCのトライアルに参加したが負傷からの回復途上であったため契約には至らず、その後PFCロコモティフ・プロヴディフに1年半の契約で復帰した[11]

パナシナイコス

2016年6月28日、ギリシャのパナシナイコスFCに2019年夏までの契約で移籍した。2017年1月24日に双方の合意により契約を解除した。

アルセナル・トゥーラ

2017年2月1日、FCアルセナル・トゥーラに1年半の契約で加入した。2017年7月11日に退団した。

アルタイ

2018年6月、トルコのアルタイSKに2年契約で加入した。

ヴィフレン・サンダンスキ

2019年6月、OFCヴィフレン・サンダンスキに加入した[12]

エタル

2019年秋、SFKエタル・ヴェリコ・タルノヴォに移籍した[13]

2020年5月22日、現役引退を表明した[14]

代表

2011年のスイス戦で先発するイヴァノフ (#15)
ユース

世代別代表としてはU-17, U-19, U-21でプレーし、2009年6月10日のU-21イスラエル戦(3-4)でU-21代表初得点にして唯一の得点を挙げた。また、ニコライ・ミハイロフ不在時には主将を務めた[15]

シニア

2008年8月20日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で67分からA代表初出場を飾る[16]。また、10月10日に2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選イタリア戦でブラジルからの帰化人であるルシオ・ワグネル(en)に代わり途中出場[17]し、それから5日後のジョージア戦(0-0)で初先発フル出場して無失点に抑えている。代表出場4試合目となったキプロス戦(アウェイ1-4)で守備のミスをメディアに批判を浴びていた[18]にもかかわらず、続くジョージア戦にも出場した。

2011年9月6日にUEFA EURO 2012予選スイス戦(1-3)で初得点を記録[19]ローター・マテウス監督とリュボスラフ・ペネフ監督政権下の代表チームで中心選手として活動した。

タイトル

クラブ
PFC CSKAソフィア
パルチザン・ベオグラード
FCバーゼル
個人

脚注

  1. ^ a b c "Ivan Ivanov" UEFA.com
  2. ^ "И2 - формулата на яркия талант"
  3. ^ "Българските футболисти - до Англия и назад"
  4. ^ "Велик ЦСКА! Динамо (Москва) на колене пред евробоеца на България"
  5. ^ "Проститутки и алкохол провалят ЦСКА"
  6. ^ "Alania sign Bulgaria duo"
  7. ^ "Трансферы-2009/2010: "Алания" атакует" championat.com
  8. ^ "Ivanov u Partizanu!"
  9. ^ a b "Idealnih 11 Superlige: Partizan pet, Voša tri, Zvezda, Hajduk i Srem po jednog predstavnika! (VIDEO)"
  10. ^ "Ivan Ivanov u Bazelu"
  11. ^ http://gong.bg/bg-football/a-grupa/multimedia/video/ivan-ivanov-otkroven-reshih-da-se-vyrna-tam-kydeto-zapochna-vsichko-369304
  12. ^ Футболист №1 на България за 2013 стигна до Трета лига” (ブルガリア語). topsport.bg (2019年6月26日). 2022年10月7日閲覧。
  13. ^ Етър" започва подготовка днес, петима напуснаха "виолетовите” (ブルガリア語). dnesbg.com (2020年1月6日). 2022年10月7日閲覧。
  14. ^ Kolev, Vladislav (2020年5月22日). “Футболист на годината прекрати кариерата си” (ブルガリア語). standartnews.com. 2022年10月7日閲覧。
  15. ^ "Иван Иванов с капитанската лента"
  16. ^ "България победи Босна"
  17. ^ "България не се даде на Италия"
  18. ^ "Кипър се подигра с България – 4:1"
  19. ^ "България поведе в Базел, но накрая падна с 1:3"

外部リンク


「Ivan Ivanov (footballer born 1988)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

Ivan Ivanov (footballer born 1988)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Ivan Ivanov (footballer born 1988)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイヴァン・イヴァノフ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS