降下猟兵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 16:12 UTC 版)
降下猟兵(こうかりょうへい、独: Fallschirmjäger )は、ドイツにおける空挺兵の名称。原語のFallschirmは落下傘(パラシュート)、Jägerは猟兵(軽歩兵)を意味し[注釈 1]、ドイツ語においては自国以外の空挺兵を指す場合にも用いられる。ナチス・ドイツの降下猟兵は第二次世界大戦において初めて大規模な降下作戦を行った部隊であり、大規模な降下作戦の行われなくなった大戦中期以降は、精鋭の歩兵部隊として活躍した。その存在した全期間において、司令官はクルト・シュトゥデントであった。また、イギリス連邦やアメリカの空挺部隊とは異なり、ドイツの降下猟兵は一部の例外を除き、陸軍ではなく空軍の管轄下にあった。
注釈
- ^ よって、各部隊名称に使用される『降下〜』という翻訳は、複合語から「Fall」の部分だけを抜き出した日本独自の意訳(もしくは誤訳)である。
出典
- ^ Bjørn Jervaas: The Fallschirmjäger Battle at Dombaas (英語)
- ^ PARACADUTISTI NEMBO(英語)
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