Entinostatとは? わかりやすく解説

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MS‐275

分子式C21H20N4O3
その他の名称N-[4-[[(2-Aminophenyl)amino]carbonyl]benzyl]carbamic acid (3-pyridinyl)methyl ester、MS-27-275、N-(2-Aminophenyl)-4-[[(3-pyridylmethoxy)carbonylamino]methyl]benzamide、MS-275、[4-[(2-Aminophenyl)carbamoyl]benzyl]carbamic acid 3-pyridylmethyl ester、SNDX-275、Entinostat、エンチノスタット
体系名:N-[4-[[(2-アミノフェニル)アミノ]カルボニル]ベンジル]カルバミド酸(3-ピリジニル)メチル、N-(2-アミノフェニル)-4-[[(3-ピリジルメトキシ)カルボニルアミノ]メチル]ベンズアミド、[4-[(2-アミノフェニル)カルバモイル]ベンジル]カルバミド酸3-ピリジルメチル


エンチノスタット

(Entinostat から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/27 08:19 UTC 版)

エンチノスタット
識別情報
CAS登録番号 209783-80-2 
PubChem 4261
ChemSpider 4111 
KEGG D09338 
ChEMBL CHEMBL27759 
特性
化学式 C21H20N4O3
モル質量 376.4085
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

エンチノスタット(Entinostat、開発コードSNDX-275またはMS-275)は各種のがん治療を目的に開発中のヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害薬である[1]

エンチノスタットはクラスIのHDAC1およびHDAC3を阻害する。そのIC50はそれぞれ0.51µMおよび1.7µMである[2]

臨床試験

ホジキンリンパ腫に対する第II相臨床試験が進行中である [3]。また進行乳癌に対するアロマターゼ阻害薬併用第II相臨床試験[4]ならびに転移を有する肺癌に対するエルロチニブ併用第II相臨床試験[5]が実施されている。2013年9月時点で、ホルモン受容体陽性乳癌のアロマターゼ阻害薬に対する治療抵抗化の予防・低減を目的としてFDAが製薬企業と共同で第III相臨床試験を企画中である[6]

日本では協和発酵キリンが2015年中に治験を開始する予定であるとされている[7]

出典



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