かみがやつり (紙蚊帳吊)








●アフリカ北部からパレスチナ、シチリア島にかけてが原産です。川や池沼に生育し、高さは2~3メートルほどになります。古代エジプトから8~9世紀ごろまで、とくに紙を作るために栽培されてきました。この茎の白い髄を裂いて編んだものがパピルス紙です。そのほかに茎を束ねて筏を作ったり、筵や縄に加工されたりしました。また根茎は食用になるともいいます。
●カヤツリグサ科カヤツリグサ属の常緑多年草で、学名は Cyperuspapyrus。英名は Papyrus, Egyptian papyrus。
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