Course rateとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > スポーツ > ゴルフ用語 > Course rateの意味・解説 

コースレート

(Course rate から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 04:37 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

コースレート英語: course rate)は、ゴルフにおいてゴルフ場の難易度を具体的に示すために用いられる指数

概要

具体的には「スクラッチプレーヤー(ハンデキャップが0のゴルファー)が当該コースで10回プレーした場合の平均スコア」を示すもので[1]、一般的には各ゴルファーの過去のプレー履歴からハンデキャップを算定する際に、当該プレーのスコアの優劣を判断する基準値として使われる。算出は通常当該ゴルフ場の所在する国のゴルフ協会(日本の場合は日本ゴルフ協会(JGA))が行うが、算出方法は国によってまちまちで、また算出方法もたまに変更されることがある。

一般的にプロゴルフツアーで使用されるような名門コースはコースレートが高くなることが多いが、JGAでは「コースレートはクラブのグレードや良し悪しには全く関係ありません」として、コースレートをゴルフ場の格付け基準として用いないよう訴えている[1]。またコースレートはあくまで「一般アマチュアゴルファーのハンデキャップ査定のための基準値」であるため、JGAは「プロゴルファーのスコアとは全く関係ない」とも主張している[1]

スロープレーティング

コースレートと似た指数に「スロープレーティング英語: slope rating)」がある。こちらはコースの難易度を55 - 155の間の数字で示したもので、平均的な難易度は113[2]

両者の大きな違いは、コースレートがスクラッチプレーヤーのみを基準としているのに対し、スロープレーティングは初心者から上級者まで幅広い層に対応することを目指していることで、ゴルファーの技量に応じてレーティングを傾斜(slope)させていることから「スロープレーティング」の名がついた。

スロープレーティングは1987年全米ゴルフ協会(USGA)が算出を始め、現在世界約60ヶ国のゴルフ協会とライセンス契約を結んでいる[3]。日本でもJGAが「USGAコースレーティングシステム」の名称で導入を進めており、2012年よりレーティングの算出を開始し2014年から本格導入している[4]

脚注

[脚注の使い方]

「Course rate」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Course rate」の関連用語

Course rateのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Course rateのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
豆辞典ドットコム豆辞典ドットコム
www.mamejiten.com - all rights reserved
豆辞典ドットコムゴルフ豆辞典
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコースレート (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS