クロモタイポグラフィとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > クロモタイポグラフィの意味・解説 

クロモタイポグラフィ

(Chromotypograph から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/09 09:46 UTC 版)

クロモタイポグラフィによって印刷された雑誌「ル・マガザン・デドモワゼル」より[1]。(原画:アデル=アナイス・コラン・トゥードゥーズ

クロモタイポグラフィ (Chromotypographie) は亜鉛板に冷温エッチング加工を施し、多色レリーフ印刷を行なう技術である。1845年に版画家のイズナール・デジャルダンによって開発された。クロモタイプとも呼ばれる[2]

この技術は手動印刷と機械印刷との過渡期に登場した。徒手作成されたテクスチャと転写画像のトーンや輪郭線を併用して他の色と組み合わせることで、クロモリトグラフとは異なった同一諧調のカラー印刷が可能となる。

クロモタイポグラフィと近縁関係にある技法には、フォトカラーレリーフ、ジンコグラフィフランス語版、カラーレリーフエッチング、 クロモキシログラフィ英語版、カラーラインブロック、グリプトタイプ (glyptotype)、ダラスティント (Dallastint)、ダラスタイプ (Dallastype) などがある。

脚注

  1. ^ 一部の商用サイトにある記述とは異なり、ここではステンシルテンプレート水彩の技法は使用されていない。
  2. ^ Trésor de la langue française, citant Lexique des termes d'art (nouvelle ed. ed.), (1900), p. 99 .

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  クロモタイポグラフィのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「クロモタイポグラフィ」の関連用語

1
30% |||||

2
驚異の旅 百科事典
6% |||||

3
4% |||||

クロモタイポグラフィのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



クロモタイポグラフィのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのクロモタイポグラフィ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS