キャンバーウェル・ナウとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > キャンバーウェル・ナウの意味・解説 

キャンバーウェル・ナウ

(Camberwell Now から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/06 08:45 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
キャンバーウェル・ナウ
Camberwell Now
出身地 イングランド ロンドン
ジャンル アヴァン・プログ
活動期間 1982年 - 1987年
共同作業者 ディス・ヒート
旧メンバー チャールズ・ヘイワード
トレファー・ゴロンウィ
ステファン・リッカード

キャンバーウェル・ナウCamberwell Now)は、イギリス・ロンドン出身の前衛的なアヴァン・プログ・バンドで、ディス・ヒート崩壊後の1982年に結成された。

略歴

キャンバーウェル・ナウは、元ディス・ヒートのドラマー兼ボーカリストであるチャールズ・ヘイワードと、ディス・ヒートをギャレス・ウィリアムズが脱退した後に加入したベーシスト兼ボーカリストのトレファー・ゴロンウィ、そしてディス・ヒートの元サウンド・テクニシャンであり、フィールド・レコーディングやテープ・エフェクトを採用した人物でもあるステファン・リッカードによって、ディス・ヒートの名残から結成された[1]。サックス奏者のマリア・ランバーンは、1985年にグループに加わった[2]

彼らのデビュー・リリースは、1983年にDuplicate Recordsを通じてリリースされたEP『Meridian』だった。これに続いて、1986年にレコメンデッド・レコードを通じてリリースされたスタジオ・アルバム『The Ghost Trade』が発表された。オールミュージックによるアルバム・レヴューでは、ディス・ヒートのように「挑戦的であり実験的であって、それが見事に実現された」グループであると評され、このアルバムは「チャールズ・ヘイワードのより深遠な叙情詩的作品を収めている」と位置づけられた[3]。別のEP『Greenfingers』は1987年にリリースされた。キャンバーウェル・ナウはまた、Sub Rosa Recordsのコンピレーション・アルバム『Myths / Instructions』用に2曲、Touchオーディオ・カセット・マガジン用に1曲を提供した。彼らの音源の大部分は、後に1992年にRecRecミュージックによってアルバム『オールズ・ウェル』としてCD形式で再発され、2006年11月にReR Megacorpによってさらにリマスターされて再発された。

ディスコグラフィ

アルバム

  • The Ghost Trade (1986年)

EP

  • Meridian (1983年)
  • Greenfingers (1987年)

コンピレーション・アルバム

  • 『オールズ・ウェル』 - All's Well (1992年)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Kellman, Andy. “Camberwell Now | Biography | AllMusic”. AllMusic. 2014年12月2日閲覧。
  2. ^ Morpurgo, Joseph (2012年2月20日). “Lost and Found: Camberwell Now's The Ghost TradeFACT Magazine: Music News, New Music.”. Fact. 2014年12月2日閲覧。
  3. ^ McFarlane, Dean. “The Ghost Trade – Camberwell Now | Songs, Reviews, Credits, Awards | AllMusic”. AllMusic. 2014年12月2日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「キャンバーウェル・ナウ」の関連用語

キャンバーウェル・ナウのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



キャンバーウェル・ナウのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのキャンバーウェル・ナウ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS