CZ 97Bとは? わかりやすく解説

CZ 97B

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/30 01:05 UTC 版)

CZ 97B
木製グリップの初期モデル
概要
種類 自動拳銃
製造国  チェコ
設計・製造 チェスカー・ズブロヨフカ・ウヘルスキブロッド
性能
口径 .45口径[1]
銃身長 123 mm[1]
ライフリング 6条右回り[1]
使用弾薬 .45ACP弾[1]
装弾数 10 + 1発[1]
作動方式 シングル / ダブルアクション[1]
全長 212 mm[1]
重量 1,150 g[1]
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CZ 97Bは、チェコのチェスカー・ズブロヨフカ・ウヘルスキブロッド(CZ)社が1997年に発売した自動拳銃[1][2]。

開発・設計

CZ社がアメリカ市場を意識して設計した大口径拳銃であり、1997年に発売された[1][2]。同社のCZ 75Bをベースに、使用弾薬を9x19mmパラベラム弾からアメリカで人気のある.45ACP弾に変更し、大口径化にあわせて全体的に大型化したモデルである[1][3]。弾倉は複列式で、装弾数は10発であった[1][4]。

原型と同じく、全スチール製のハンマー露出型シングル / ダブルアクション式自動拳銃だが、内部機構には変更が加えられており、閉鎖方式がチャンバーと排莢口を咬み合わせるティルトバレル式(改良ブローニング式)となっている点や、ねじ込み式で取り外し可能なバレルブッシングを備える点などに違いがある[1][2][3]。手動式のセーフティレバーはグリップ上部にあり、ハンマーを起こした状態で安全状態にするコック・アンド・ロックが可能[3][4]。また内蔵式の安全機構として、落下時の暴発を防ぐファイアリングピン・セーフティや、チャンバーへの弾薬装填を示すローディングインジケーターを備えている[3][4]。

後期モデル

初期モデルは木製のグリップパネルと、後部にのみセレーション(滑り止め溝)のあるスライド、固定式のフロントサイトを備えていたが、後期モデルでは薄いアルミ製のグリップパネルと、前部にもセレーションがあるスライド、ファイバーオプティック式のフロントサイトを備えていた[2]。

製造品質は高く、命中精度や信頼性も高かったが、商業的には成功作とはいえなかった[2][3]。

脚注

出典

  1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 床井 2003, p. 81.
  2. 1 2 3 4 5 McCollum, Ian (2018年6月19日). “CZ Makes a 45 for the Americans: the CZ-97B” (英語). 2026年9月29日閲覧。
  3. 1 2 3 4 5 Popenker, Maxim. “CZ 97” (英語). Modern Firearms. 2026年9月29日閲覧。
  4. 1 2 3 “CZ 97 B - Česká zbrojovka”. www.czub.cz. 2011年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年9月29日閲覧。

参考文献

  • 床井雅美『現代ピストル図鑑 最新版』徳間書店、2003年12月15日。ISBN 4-19-891987-9。 

関連項目


CZ97 B

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 07:00 UTC 版)

「Cz75」の記事における「CZ97 B」の解説

.45ACPモデル。フロントセレーションやロングサイズのダストカバーが特徴。ロッキングシステムはエジェクションポートを用いたものになっている。装弾数は10発。

※この「CZ97 B」の解説は、「Cz75」の解説の一部です。
「CZ97 B」を含む「Cz75」の記事については、「Cz75」の概要を参照ください。

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