CAPEレシオとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > CAPEレシオの意味・解説 

CAPEレシオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/25 03:31 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
S&P 500指数を基に算出した1871年から現在までの米国株式市場のCAPEレシオ。2016年3月11日時点では25.59となる

CAPEレシオケイプレシオ: cyclically adjusted price-to-earnings ratio)は、景気循環調整後の株価収益率(PER)を示す投資指標である。株式市場の長期的な評価に用いる。 1988年にエール大学ロバート・シラー教授とジョン・キャンベルが公式に定義し[1]、シラーPERとも呼ばれる。単年度の1株当たり利益ではなく、インフレ調整後1株当たり利益の10年移動平均値を用いてPERを計算する。これにより一時的要因による収益変動や景気循環の影響が除外されるため、実質的な企業収益力との関係で株価の割高・割安性が示される。[2]

関連項目

脚注

  1. ^ Stock Prices, Earnings, and Expected Dividends,”. 2015年3月31日閲覧。
  2. ^ "Irrational Exuberance", p. 6 (Princeton University Press,, 2015, ISBN 978-0691166261)



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「CAPEレシオ」の関連用語

CAPEレシオのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



CAPEレシオのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのCAPEレシオ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS