Bay (architecture)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Bay (architecture)の意味・解説 

ベイ (建築用語)

(Bay (architecture) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/14 14:38 UTC 版)

シュパイアー大聖堂の平面図。赤で塗った範囲を1ベイと数える。交差ヴォールトを支える柱を数えているため、身廊側廊でベイとして受け止める範囲が違ってくる。

本項目では西洋建築における屋内空間の単位を捉える考え方としてのベイ (bay)を扱う。日本語では柱間(はしらま)[1]、梁間(はりま)[2]といった語が対応する。

ベイとは4本の柱に囲まれたエリアをさし、この考え方はロマネスク建築の頃より意識されるようになったと見られる。やがて交差ヴォールトが普及すると、ベイというブロックがはっきりと認識できるようになり、これが連続したものが建物であるという考え方もされるようになった。立面構成としても扱われ、この場合はトリビューン、アーケードや高窓といった構造体を含めたセットとなる。これらの構造をひとまとまりとして認識する単位であるから、柱は必ずしも連続したものを数えるとは限らず、例えば右図のようにベイを数える際にカウントされない柱もある。

出典

  1. ^ bay、コトバンク
  2. ^ ベイ、建築用語.net

外部リンク

  • ウィキメディア・コモンズには、ベイ (建築用語)に関するカテゴリがあります。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Bay (architecture)」の関連用語

Bay (architecture)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Bay (architecture)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのベイ (建築用語) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS