エー‐ティー‐オー【ATO】
自動列車運転装置
(Automatic Train Operation から転送)
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自動列車運転装置(じどうれっしゃうんてんそうち、ATO : Automatic Train Operation)とは、列車の運転を自動化する運転保安システムである。主に、人に対する安全性が確保しやすい地下鉄や新交通システムに使われている。
注釈
- ^ 東京メトロの場合には、ATCによる制限速度の5km/h下を目標速度としており、ATCの制限速度が下がる際の減速制御では、ATOが制限速度の下がる手前の地点でブレーキを作動させて減速するが、その際には、ATCのブレーキを優先させる。また終端駅において、車上側のATO装置が故障などでブレーキがかからなくなった場合や、列車が先行列車に接近した場合には、ATCのブレーキがバックアップとして作動するようになっている。
- ^ おおむねP4地上子から±350 - ±500 mmまでの範囲であることが多い。
- ^ P2地上子はP4地上子の10 - 30 m手前、P3地上子はP4地上子の1 m手前に設置される。
- ^ 事前の試験は、南北線にて同線の車両(2000形)にATOを搭載し、試運転を経て営業運転も行われていた。
- ^ 1984年(昭和59年)1月20日より、地下鉄としては国内初となるワンマン運転も開始している。
出典
- ^ a b c d e f g h i j 三菱電機『三菱電機技報』1972年8月号「地上式自動列車制御システム」pp.947 - 956。
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- ^ a b 日立製作所『日立評論』1961年別冊39号「電車自動運転装置 (PDF) 」。
- ^ a b c 日立製作所『日立評論』1961年別冊40号「列車自動制御装置 (PDF) 」pp.102 - 104。
- ^ 『電気鉄道技術入門』オーム社、2008年p198-p200。
- ^ 東京都交通局「大江戸線放射部建設史」439頁参照。
- ^ レールアンドテック出版「鉄道車両と技術」No.177記事「東京メトロにおけるATOの取組み」参照。
- ^ a b c d e 信号保安協会「信号保安」1962年11月号「名古屋市地下鉄の自動運転装置」pp.6 - 9。
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- ^ 日立製作所『日立評論』1966年4月号「列車運転の自動化に関する最近の成果 (PDF) 」。
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- ^ 「自動列車運転装置の実証実験を実施します (PDF) 」(JR九州ニュースリリース・インターネットアーカイブ)。
- ^ 「国内初 在来線自動運転の実証運転を JR 九州香椎線にて開始 (PDF) 」(日本信号ニュースリリース・インターネットアーカイブ)。
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- ^ 「「鹿児島本線」で自動列車運転支援装置の走行試験を実施します (PDF) 」(JR九州ニュースリリース・インターネットアーカイブ)。
- ^ 「鹿児島本線 自動列車運転支援装置開発・走行試験着手 (PDF) 」(日本信号ニュースリリース・インターネットアーカイブ)。
- ^ 「GOA2.5 自動運転を2024年3月より開始します (PDF) 」(JR九州ニュースリリース・インターネットアーカイブ)。
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- ^ 「鉄道の自動運転(CoA3)実施に向けた検証を東武大師線において開始します (PDF) 」(東武鉄道ニュースリリース・インターネットアーカイブ)。
- ^ 「東武鉄道とJR東日本は、ドライバレス運転実現に向け、協力して検討を進めます (PDF) 」(東武鉄道ニュースリリース・インターネットアーカイブ)。
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- ^ 「新幹線の自動運転に向けた開発を行っています (PDF) 」(JR西日本ニュース・インターネットアーカイブ)。
- ^ a b 「JR東日本とJR西日本は、新幹線の自動運転について技術協力します (PDF) 」(JR東日本ニュース・インターネットアーカイブ)。
- ^ “東海道新幹線、自動運転へ 28年導入目標、N700S”. 共同通信. 2023年3月25日閲覧。
- ^ https://www.seasideline.co.jp/pdf/19061416364581/横浜シーサイドライン当面の運転計画について5.pdf
- ^ “<仙台東西線>工夫 随所に”. 河北新報 (2015年12月5日). 2016年2月2日閲覧。
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- ^ 『JR東日本で初めてとなる自動列車運転装置(ATO)の使用開始について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道東京支社、2021年2月16日。 オリジナルの2021年2月16日時点におけるアーカイブ 。2021年3月15日閲覧。
- ^ “常磐線、綾瀬―取手で有人自動運転を実施へ…JR東では初”. 読売新聞. (2021年3月9日). オリジナルの2021年3月15日時点におけるアーカイブ。 2021年3月15日閲覧。
- ^ a b 日本鉄道運転協会『運転協会誌』2017年11月号自動運転特集「首都圏新都市鉄道 ニーズに対応した快適性を求めて」pp.9 - 11。
- ^ “横浜の自動運転車両逆走事故、ケーブル断線で制御できず”. 朝日新聞 (2021年2月18日). 2021年5月25日閲覧。
- ^ “マレーシア 自動運転の首都都市鉄道が衝突 200人以上けが”. 毎日新聞 (2021年5月25日). 2021年5月25日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 「クレーン落下 台中メトロ、全線で運転再開 事故当時の映像も公開/台湾」『Yahoo!ニュース』、2023年5月11日。
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