ALP-45DP機関車とは? わかりやすく解説

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ALP-45DP機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/23 14:36 UTC 版)

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ALP-45DP
ALP-45DP(2010年のイノトランスにて)
基本情報
運用者 ニュージャージー・トランジット
モントリオール大都市圏交通局
製造所 ボンバルディア・トランスポーテーション
製造年 2010年 -
製造数 55両
運用開始 2012年5月30日[1]
主要諸元
軸配置 B-B
軌間 1,435 mm
電気方式 架空電車線方式
長さ 21,800 mm
2,950 mm
高さ 4,400 mm
機関車重量 130.6 t
台車中心間距離 13,230 mm
固定軸距 2,800 mm
車輪径 1,118 mm
軸重 32.65 t
燃料搭載量 6,056 L
動力伝達方式 電気式
機関 キャタピラー 3512C HD × 2基
制動装置 空気ブレーキ・電気ブレーキ
保安装置 ATC、ACES
最高速度 201 km/h (電気)
161 km/h (ディーゼル)
最大出力 4,400 kW (電気)
3,600 kW (ディーゼル)
定格出力 4,000 kW (電気)
引張力 316 kN
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ALP-45DPは、ボンバルディア・トランスポーテーションが北アメリカ向けに設計、製造した電気・ディーゼル両用機関車である。アメリカ合衆国ニュージャージー・トランジットカナダモントリオール大都市圏交通局が導入した。

製造と運用

各車ともドイツカッセルのボンバルディア工場で生産された。電化区間では架空電車線方式の電気機関車として、非電化区間では電気式のディーゼル機関車としての運転が可能となっている。

ニュージャージー・トランジットでは、郊外の非電化線区からディーゼル列車の通過が不可能なノース・リバー・トンネル経由でペンシルベニア駅への直通する列車への充当用に導入された。当初発注は26両、後に9両を追加発注して合計35両が投入されている。2012年5月30日に運用を開始した[1]。電化区間では交流12.5kV・25Hzおよび25kV・50Hzの両電圧に対応する。

モントリオール大都市圏交通局では20両が投入された[2]。2014年に非電化で開業したマスクーシュ線向けに導入され、ディーゼル列車が入線不可能なモンロワイヤルトンネル経由でモントリオール中央駅への直通用として運用されている。トンネルを含む電化区間では交流25kV・60Hzの架線集電で走行する。

脚注

  1. ^ a b NJT’s ALP-45DP enters revenue service Railway Age、2012年5月30日
  2. ^ AMT electro-diesel arrives in Montréal Railway Gazette International、2011年6月16日

関連項目

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