6つの協奏曲集 作品11 (ヴィヴァルディ)とは? わかりやすく解説

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6つの協奏曲集 作品11 (ヴィヴァルディ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 08:29 UTC 版)

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6つの協奏曲集 作品11 (: Sei concerti, op. 11) はアントニオ・ヴィヴァルディ作曲による11番目の出版曲集。1729年オランダアムステルダムの出版社、ミシェル・ル・セーヌから出版された。

作品内容

1番から5番までは独奏ヴァイオリンのための協奏曲、第6番は独奏オーボエのための協奏曲だが、作品9『ラ・チェトラ』の第3番をオーボエ独奏用に編曲したもの。実質的には作品12『6つの協奏曲集』と合わせて1つのセットと考えられる。第2番の「お気に入り」(Il favorit)は、ヴィヴァルディがカール6世に直接献呈した手稿譜版の「ラ・チェトラ」の中の1曲。緩徐楽章には細かい装飾音型が書き込まれており、ヴィヴァルディの考えていた装飾音がどの様な物か知る事ができる[1]

曲リスト

  • Concerto No. 1 for violin, strings and continuo in D Major, RV 207
Allegro
Largo
Allegro
  • Concerto No. 2 for violin, strings and figured bass in E minor, "Il favorito", RV 277
Allegro
Andante
Allegro
  • Concerto No. 3 for violin, strings and figured bass in A Major, RV 336
Allegro
Largo e cantabile
Allegro
  • Concerto No. 4 for violin, strings and figured bass in G Major, RV 308
Allegro
Largo
Allegro
  • Concerto No. 5 for violin, strings and figured bass in C minor, RV 202
Allegro
Andante
Allegro
  • Concerto No. 6 for oboe, strings and figured bass in G minor, RV 460
Allegro
Largo e cantabile
Allegro

脚注

  1. ^ 『作曲家別名曲解説ライブラリー21 ヴィヴァルディ(音楽之友社、1995年)p130』。

参考文献





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