1830: The Game of Railroads and Robber Baronsとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 1830: The Game of Railroads and Robber Baronsの意味・解説 

1830 (ボードゲーム)

(1830: The Game of Railroads and Robber Barons から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/27 14:09 UTC 版)

1830: The Game of Railroads and Robber Barons
デザイナー フランシス・トレシャム
販売元 アバロンヒル
メイフェア・ゲームズ英語版
ジャンル 戦略ゲーム
プレイ人数 3–6人
対象年齢 12歳以上
準備時間 10分
プレイ時間 4–6時間
運要素 なし(ゲーム開始時の順番決めのみ)
必要技能 経営戦略、交渉力

18301830: The Game of Railroads and Robber Barons)は、フランシス・トレシャムがデザインし、デベロップを行ったアバロンヒルから1986年に初版が発売された、鉄道会社経営と株式取引を題材としたボードゲームである。「1830」は人気を呼び、同様のシステムで世界各地を舞台とした「18XX英語版」と呼ばれるゲーム群が、他のゲームメーカーや同人で次々制作されている。2011年には、メイフェア・ゲームズ英語版ルックアウト・ゲームズ英語版から第2版が発売された。

概要

1830」は、ゲーム開始時のプレイヤー順の決定以外に運の要素がない戦略ゲームである。ゲームの基本的なシステムは、フランシス・トレシャムがデザインした「1829英語版」から継承している。1830年代からのアメリカ合衆国およびカナダ東部を舞台に、プレイヤーが投資家となり鉄道会社の株を売買して金を稼ぎ、また、経営者(筆頭株主)として鉄道会社を経営し利益を上げ配当するとともに株価を上げて、個人資産を増やすことを競うゲームである。

ゲームの進行は、株式取引を行う「ストック・ラウンド」と、株式会社の鉄道会社の経営を行う[1]「オペレーション・ラウンド」からなる。オペレーション・ラウンドでは、鉄道会社の経営者となったプレイヤーが、マップ上に6角形のタイルを置くことで線路を引き、機関車を購入し収益を上げる。利益を配当として分配すればプレイヤーの財産は増えるが、鉄道会社は技術進化に伴い機関車が引退するため、これを更新しなければならず、その資金確保がゲーム進行の鍵となる。機関車を購入しなければならないにもかかわらず鉄道会社の資金が不足している場合、経営者プレイヤーは自分の財産を処分して資金を拠出しなければならず、これによりプレイヤーが破産することもある。

ゲームは銀行の金が尽きるか、プレイヤーのいずれかが破産したときに終了し、最も資産の多いプレイヤーが勝者となる。

登場する鉄道会社

非公開会社

株式会社

コンピューター版

1995年にシムテックス英語版(Simtex)からDOS版が発売された[2]。本ゲームは優れたAIと、不確実性がないが故のゲームプレイの透明性を称賛された[3]

参考文献

  1. ^ 非公開会社は配当を受け取るだけで経営はしない。
  2. ^ 1830: Railroads & Robber Barons”. BoardGameGeek. 2015年12月12日閲覧。
  3. ^ PC Retroview: 1830: Railroads & Robber Barons”. IGN Entertainment, Inc.. 2015年12月12日閲覧。

外部リンク





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

1830: The Game of Railroads and Robber Baronsのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



1830: The Game of Railroads and Robber Baronsのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの1830 (ボードゲーム) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS