122号線_(チェコ)とは? わかりやすく解説

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122号線 (チェコ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 03:05 UTC 版)

チェコ国鉄
122号線 (チェコ)の路線図
路線番号122
路線総延長27 km
軌間1435 mm

チェコ国鉄122号線、別名プラハ・スミーホフ~ホスチヴィツェ~ルドナー・ウ・プラヒ線(チェコ語;Železniční trať Praha-Smíchov – Hostivice – Rudná u Prahy)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。

プラハ~ホスチヴィツェ間は1872年にブシチェフラド鉄道の路線として、ホスチヴィツェ~ルドナー間は1873年にプラハ・ドゥフツォフ鉄道の路線として開業した。「プラハのゼンメリング鉄道」の異名を持つ路線である。

運行形態(平日)

  • (プラハ本駅 - ) スミーホフ - ルドナー
    スミーホフ - ホスチヴィツェは1 - 2時間に1本、ホスチヴィツェ - ルドナー間は2時間に1本の運行。プラハ本駅は深夜の1往復のみが直通する。全列車各駅に停車する。
    過去の運行形態
    2014年8月以前は、ホスチヴィツェ~ルドナー間に列車が運行されておらず、またプラハ・スミーホフ・ナ・クニージェチー駅発着であった。
    2014年9月以降、ルドナーへの運行を開始した。
    2016年末に、プラハ側がプラハ本駅発着となった。また、2017年度のみ、早朝片道2本、ヴルショヴィツェ→ホスチヴィツェ→ストルジェドクルキの系統が運行され、この列車はスミーホフ - ズリチーン間ノンストップで運行し(うち1本はスミーホフ、サドヴァーも通過する)、121号線に直通していた。
    2017年末に、一日1往復が120号線直通となった。この列車は一部駅を通過していた。
    2020年末に、120号線直通列車が休止となった。
    2024年度より、一日1往復を除き、プラハ側の起点がスミーホフに変更された。

運行形態(休日)

  • ツィクロフラーチェク号: プラハ - ホスチヴィツェ - ズロニツェ/スラニー 【春・夏の土曜・休日運行】
    一日2往復の運行。うち1往復がプラハ本駅、残り1往復がスミーホフ発着となる。ホスチヴィツェ以西は121号線に直通する。
    過去の運行形態
    2016年末に運行開始。当時は2往復ともプラハ本駅発着であった。当時はイノニツェを通過していた。
    2019年以降、イノニツェとサドヴァーに停車する様になった。
    2023年度より、サドヴァー通過となった。
    2024年度より、1往復がスミーホフ以西の運行に短縮された。

  • プラジュスキー・モトラーチェク号: プラハ本駅 - ズリチーン 【土曜・休日運行】 ※鉄道旅行者クラブ交通による運行
    一日4往復、概ね2時間間隔での運行。
  • (プラハ本駅 - ) スミーホフ - プラハ - ルドナー
    全線で2時間に1本の運行だが、ズリチーン~ホスチヴィツェ間は区間運行の便があり、毎時1本運行される。スミーホフ以東、プラハ本駅へは深夜の一日1往復のみが直通する。
    過去の運行形態
    2014年8月以前は、ホスチヴィツェ~ルドナー間に一日2往復しか列車が運行されていなかった。また、プラハ・スミーホフ・ナ・クニージェチー駅発着であった。
    2014年9月より、ホスチヴィツェ以西が増発され、2時間に1本の運行となった。
    2017年度より、プラハ本駅発着となった。
    2024年度より、一日1往復を除き、プラハ側の起点がスミーホフに変更された。

  • 過去の運行系統
    • プラハ本駅 - ホスチヴィツェ - クラドノ
      2017年末に設定され、一日あたり平日1往復、休日1.5往復運行していた。ホスチヴィツェ以西は120号線に直通していた。途中、ジヴァホフ、イノニツェ、ストドゥールキを通過していた。
      2020年末に、クラドノ発プラハ行の片道1本のみに減便された。
      2021年末に休止。

臨時列車

  • 蒸気機関車(特急): プラハ本駅 - ホスチヴィツェ - ルジナー
    年4日のみ、一日1往復運行する。ホスチヴィツェ以西は120号線に直通する。122号線内の途中停車駅はズリチーンのみ。2018-20年運行。
    2019年は、年5日の運行であった。
  • フルバターとセンメリングで」イベント列車: スミーホフ → ルドナー → ホスチヴィツェ → スミーホフ
    年に4日、一日片道2本のみの運行。ルドナー以南は173号線から直通する。途中、ホスチヴィツェ、ズリチーンに停車し、スミーホフ駅北ホーム→スミーホフ駅の順に停車する。2018,19年運行。

過去の運行種別

  • 快速「スピェシニー(Sp)」
    2015年12月に運行開始。早朝のみ、プラハ・ヴルショヴィツェ→ホスチヴィツェ→ストルジェドクルキの系統が片道1本運行し、ホスチヴィツェ以北は121号線に直通していた。2016年末のダイヤ改正で土曜日運休となり、普通に格下げされたが、スミーホフ通過となり停車駅は減少した。

駅一覧

以下では、チェコ国鉄122号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。

  • 種別
    • CH:ツィクロフラーチェク号
    • Os:普通
  • 停車駅
    • 印:全列車停車
    • 印:一部通過
    • |印:全列車通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ CH Os 接続路線 所在地
170 プラハ本駅 - ズリチーン先行
-4.1
ルドナー先行
48.6

010号線(オロモウツ方面)
070号線(ボレスラフ方面)、090号線(ベルリン方面)
120号線(クラドノ方面)
210号線(ヴラネー方面)、221号線(ブヂェヨヴィツェ方面)
地下鉄C線(ラードヴィー方面、ハーイェ方面)

プラハ市
122 プラハ・スミーホフ・ナ・クニージェチー駅(廃止) - 0.1 44.5    

地下鉄B線(ストドゥールキ市街方面、チェルニー・モスト方面)
※アンヂェル駅より発車

プラハ・スミーホフ北ホーム(*1) 4.7 0.6 43.9

171号線(ベロウン方面)173号線(フルボチェピ方面)
地下鉄B線(ストドゥールキ市街方面、チェルニー・モスト方面)
※以上、プラハ・スミーホフ駅より発車

ジヴァホフ駅 5.6 5.6 38.9  
イノニツェ駅 2.7 8.3 36.2  
チブルカ駅 2.0 10.3 34.2  
ストドゥールキ駅 1.6 11.9 32.6  
ズリチーン駅 3.4 15.3 29.2  
ホスチヴィツェ・サドヴァー駅(2014年9月開業) 2.7 18.0 26.5   中央ボヘミア州 西プラハ郡
ホスチヴィツェ駅 1.6 19.6 24.9

120号線(ヴェレスラヴィーン方面、クラドノ方面)
121号線(ストルジェドクルキ方面)

ホスチヴィツェ・ウ・フルジビトヴァ駅(2014年9月開業) 2.4 22.0 22.5    
ホスチヴィツェ・リトヴィツェ駅 1.4 23.4 21.1    
ヒーニェ駅(2014年9月開業) 1.9 25.3 19.2    
ヒーニェ南駅(2014年12月開業) 1.0 26.3 18.2    
ルドナー・ウ・プラヒ駅 2.3 28.6 15.9   173号線(ベロウン方面、フルボチェピ方面)

(*1) ヴルショヴィツェ駅までは、短絡線経由で3.7km。なお、2023年4月以降廃止され、スミーホフ駅に統合される予定。[1]

脚注




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