高周波領域で使用する L、C の測定(デジタル・ディップメータのみ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 23:37 UTC 版)
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高周波で使用するコイル(インダクタ)のインダクタンスL またはコンデンサ(キャパシタ)のキャパシタンスC を測定するには、それを使用する周波数において測定する必要がある。測定に必要な標準器は、100μH の標準コイルと 100 pF の標準コンデンサである。標準コイルには分布容量があるが、これは標準コイルに記されている。未知のインダクタンスまたは未知のキャパシタンスを測定するには、LC 回路の共振周波数を求める公式、 f = 1 2 π L C {\displaystyle f={\frac {1}{2\pi {\sqrt {LC}}}}\,\!} …… (1) が利用できる。ここで、f [Hz] は共振周波数、L [H] はコイルのインダクタンス、C [F] はコンデンサのキャパシタンスである。
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