須賀川 (愛媛県)とは? わかりやすく解説

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須賀川 (愛媛県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/21 04:03 UTC 版)

須賀川
和霊大橋から南望。右岸奥に和霊神社が見える
水系 二級水系 須賀川
種別 二級河川
延長 8.0 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 37.8 km²
水源 泉が森
水源の標高 729 m
河口・合流先 宇和島湾(愛媛県)
流域 日本 愛媛県
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須賀川(すかがわ)は、愛媛県南西部の主に宇和島市を流れる二級河川。須賀川水系の本流である。

概要

水域規模としては小さな川だが、宇和島市中心部の水源として重要な役割を担っている。宇和島市は台風がよく上陸する一方で2か月近く降水の無いこともある不安定な気候を抱え、かつては渇水と洪水に悩まされがちだったものの、1977年3月に須賀川ダムが須賀川中流域に完成、治水面で大きく前進した。

須賀川は昭和7年に付替えが完成するまで、城北中学校あたりから、現在の市役所北側あたりの内港に流れていた。土砂が堆積して船舶の航行に不便なことから見返り坂を掘削して玉ヶ月に注ぐように変更された。

地理

愛媛県北宇和郡鬼北町牛野川の、泉が森(標高755.2m)南麓に発し南流。国道320号が近づくと西流に転じ、やがて宇和島市域に入る。鮎返滝を経てダム湖の若山湖に至り、南から正川を併せると、須賀川ダムとなる。ダムを過ぎると徐々に宇和島市街を流れるようになり、南から金丸川、また予讃線をくぐると北から第一の支流、光満川が合流する。その後は宇和島市街北部を、山裾を取り巻くように西流して宇和島湾に注ぐ。

流域の自治体

愛媛県
北宇和郡鬼北町宇和島市

主な支流

  • 正川
  • 金丸川
  • 光満川 - 須賀川水系の流域面積の46%を占める、須賀川水系第一の支流。
    • 高串川

須賀川ダム

並行する交通

流域の観光地

関連項目

  • 山本友一 - 実業家・政治家。須賀川ダム建設に貢献。
  • 高光村 - 光満川・高串川沿岸にあった旧村。

外部リンク


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