青少年向け中国語検定試験とは? わかりやすく解説

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青少年向け中国語検定試験

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 13:54 UTC 版)

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青少年向け中国語検定試験(せいしょうねんむけちゅうごくごけんていしけん、: Youth Chinese Test, YCT)は中国政府が実施する国際的な中国語(北京語・普通話)検定試験で、日本では母語が中国語ではない若者(29歳以下)を受験対象者としている。中国政府が実施するBCT、HSKと並ぶ国際標準中国語試験である。シンガポール、アメリカ、韓国、オーストラリア、欧州各国、アジア各国など世界の主要国や中国国内でも実施している。日本では、2007年から実施している。

出題内容

  • 「1級」:計30分
    • ヒアリング(試験時間約10分、出題数20問/満点100点)
      • 4部構成。短い文章や会話などを聞き、問題の図を見て判断や適切な解答を選択する問題。録音は2回流される。
    • 読解(15分、15問/100点)
      • 3部構成。文や図などを見て、適切な言葉を選択する問題。
    •  解答用紙に記入時間(5分)
  • 「2級」:計45分
    • ヒアリング(試験時間約15分、出題数20問/満点100点)
      • 4部構成。短い文章や会話などを聞き、問題の図を見て判断や適切な解答を選択する問題。録音は2回流される。
    • 読解(25分、20問/100点)
      • 4部構成。文や図などを見て、適切な言葉を選択する問題。
    •  解答用紙に記入時間(5分)
  • 「3級」:計55分
    • ヒアリング(試験時間約20分、出題数35問/満点100点) 
      • 4部構成。短い文章や会話などを聞き、問題の図を見て判断や適切な解答を選択する問題。録音は2回流される。
    • 読解(25分、25問/100点)
      • 4部構成。文や図などを見て、適切な言葉を選択する問題。
    •  解答用紙に記入時間(10分)
  • 「4級」:計80分
    • ヒアリング(試験時間約30分、出題数40問/満点100点) 
      • 4部構成。短い文章や会話などを聞き、問題の図を見て判断や適切な解答を選択する問題。録音は2回流される。
    • 読解(25分、30問/100点)
      • 4部構成。文や図などを見て、適切な言葉を選択する問題。
    • 作文(15分、2問/100点)
      • 並べ替えと簡単な漢字を書く問題                                     
    •  解答用紙に記入時間(10分)

受験料

  • 各等級:2,500円

試験会場

東京、大阪、福岡

評価基準

4級 生活、学習の中での基本的なコミュニケーションができて、旅行の時、偶然出会った会話にも受け答えすることができる。
3級 熟知している日常話題について直接コミュニケーションができる。
2級 基本語句と簡単な文章を書く能力がある。
1級 最も基本的な語彙力と、簡単なコミュニケーション能力がある。

点数と等級

4級 3級 2級 1級
ヒアリング・読解の点数(満点) 100 100 100 100
読解の点数(満点) 100 100 100 100
作文の点数(満点) 100 - - -
総得点 300 200 200 200
合格点 180以上 120以上 120以上 120以上

1級~4級毎に受験可能。1級~4級毎に合否判定の結果、認定書が発行される。数字が大きいほど上級。

関連項目

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