鈴木今右衛門とは? わかりやすく解説

鈴木今右衛門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/07 01:21 UTC 版)

鈴木 今右衛門(すずき いまえもん、享保16年〈1731年〉 - 寛政13年1月14日1801年2月26日〉)は、江戸時代鶴岡の慈善家。

人物

仲間小頭などをつとめたが、のち農業。天明3年(1783年)、奥羽大飢饉の時、私財をなげうって救恤(きゅうじゅつ)につとめ、妻および娘もまたその着衣を脱いでほどこしたという。近隣の人々はその慈善に感謝した。のちの勝俣氏はその子孫である。今右衛門の旧宅は鶴岡市水沢に移設され、そば屋大松庵の店舗として利用されている。墓は鳥居町正覚寺にある。

その事蹟は、橘南の「東遊記」によって世に知られ、大東亜戦争前の修身の教科書(「第四期 尋常小学校修身書 巻三」)に掲載された。





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