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金川信康

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/28 22:49 UTC 版)

金川 信康(かねかわ のぶやす、1962年 - )は、日本の情報工学者

来歴

1987年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程(制御工学専攻)修了。同年(株)日立製作所日立研究所入所、現在研究開発グループ制御イノベーションセンタ主管研究員、1991~1992年UCLA Computer Science学科Visiting Scholar。主として宇宙用、産業用各種フォールトトレラントシステム、安全な人工知能[1]の研究開発に従事。

日本信頼性学会元会長、電子情報通信学会フェロー、ディペンダブルコンピューティング(DC)研究専門委員会元委員長[2]、IFIP(情報処理国際連合) TC.10 (Computer Systems Technology), WG.10.4 (Dependable Computing and Fault Tolerance)各メンバー、情報処理学会IFIP日本代表委員[3]。IEC(国際電気標準会議) TC65 SC65A/MT61508(Functional Safety、機能安全)、SC65A/WG17 (Human Factors and Functional Safety、ヒューマンファクター機能安全)、WG20 (Framework to bridge the requirements for safety and security)国際エキスパート。IEEE電気学会各会員。博士(工学)[4][5]。2024年IEC活動推進会議議長賞。

著書

  • (分担執筆)『信頼性ハンドブック』日科技連出版社 - 1997年度日経品質管理文献賞
    • 『新版・信頼性ハンドブック』日科技連出版社 - 2014年度年日経品質管理文献賞
  • ”Dependability in Electronic Systems” (Springer)[6]
  • (編著)『機能安全の基礎と応用-自動車・鉄道分野を通して学ぶ』日科技連出版社[7]

脚注

  1. ^ AIを信頼して使えるように、日立の研究所が安全担保手法を提案”. 2021年2月24日閲覧。
  2. ^ ★ディペンダブルコンピューティング研究会(DC)”. 2021年2月24日閲覧。
  3. ^ IFIP委員会”. 2021年2月24日閲覧。
  4. ^ IEEE Xplore”. 2021年2月24日閲覧。
  5. ^ カンファレンスプログラム基調講演”. 2021年2月24日閲覧。
  6. ^ Dependability in Electronic Systems”. 2021年2月24日閲覧。
  7. ^ 信頼性技術叢書 機能安全の基礎と応用-自動車・鉄道分野を通して学ぶ”. 2022年8月10日閲覧。
先代
水間毅
日本信頼性学会会長
2016年 - 2018年
次代
土肥正



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