醤院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/02 13:09 UTC 版)
醤院(しょういん)とは、日本の律令制において、宮内省大膳職に属し、大膳職が製造した醤・未醤などの調味料を保管した施設。
概要
大膳職の建物の西隣にあったが、南北の位置については主水司の北側とする説と南側とする説が存在する。また、院内には「高部神(高倍神)」が祀られており、貞観元年(859年)3月20日に従五位下が授けられている。
参考文献
- 福山敏男「醤院」(『国史大辞典 7』(吉川弘文館、1986年) ISBN 978-4-642-00507-4)
- 関口力「醤院」(『平安時代史事典』(角川書店、1994年) ISBN 978-4-04-031700-7)
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