酢屋とは? わかりやすく解説

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酢屋

名字 読み方
酢屋すや
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

酢屋

読み方
酢屋すや

酢屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/07 09:14 UTC 版)

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酢屋
京都にある材木商酢屋の写真
店舗概要
所在地 604-8031
京都市中京区河原町三条下ル龍馬通
開業日 享保6年(1721年)
営業時間 10時30分~18時(創作木工芸酢屋、ただし土曜は19時まで)
10時30分~17時(ギャラリー龍馬)
水曜日は休業
最寄駅 阪急京都本線京都河原町駅
京阪三条駅
京都市営地下鉄東西線京都市役所前駅
外部リンク http://kyoto-suya.co.jp/index.html
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酢屋(すや)は、京都市中京区にある材木商。創業時より現在に至るまで、所在地や屋号が変わっていない。1階が店舗、2階が酢屋と坂本龍馬関係のギャラリーとして一般公開されている[1]

歴史

酢屋は、享保6年(1721年)に創業した材木商で、10代目は千本銘木商会を営む老舗である。幕末、6代目酢屋嘉兵衛は、高瀬川の開墾の許可を幕府より得た角倉家より材木独占輸送権を得て運送業も営んでいた[2][3]

坂本龍馬との関係

酢屋にある石碑

坂本龍馬は、材木商「酢屋」の2階に海援隊京都本部を置き[4]、自身も2階の表通りに面した部屋を使っていた。龍馬が慶応3年(1867年)6月24日付で「乙女、おやべどの」に宛てた書簡には、「今日もいそがしき故 薩州屋敷へ参りかけ朝六ッ時頃より この文したためました 当時私ハ京と三條通河原町一丁下ル車道すやに宿申し候」とあり、彼が酢屋を宿としていたことが書かれている[5][6]

酢屋の前の道(三条小橋下がるひと筋目の通り)は、「龍馬通り」と呼ばれている。

脚注

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  1. ^ 木村武仁/監修『龍馬&新選組京都幕末案内』JTBパブリッシング、2010年、p.84
  2. ^ 明永恭典 (2005年8月16日). 路 木屋町と河原町通. 遊心庵. pp. 76-78. 
  3. ^ 幕末龍馬の京都案内. らくたび. (2009年9月26日). pp. 96-97. 
  4. ^ 小椋克己; 土居晴夫 (2005年3月24日). 図説 坂本龍馬. 戎光祥出版. 
  5. ^ 田中泰彦(京を語る会) (1990年11月14日). 坂本龍馬の京の足跡 高瀬川の変遷. 京を語る会. 
  6. ^ 図説坂本龍馬. 戎光祥出版. p. 157. 

参考文献

外部リンク



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