遠心力を受ける粒子の沈降係数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/22 03:21 UTC 版)
「沈降係数」の記事における「遠心力を受ける粒子の沈降係数」の解説
粘性抵抗はストークスの式によって与えられ、遠心力は親しみのある式、mrω2によって与えられる。ここでは、rは粒子の回転軸からの距離である。これら2つの力(粘性力および遠心力)が釣り合う時、粒子は終端速度と呼ばれる一定の速度で移動する。したがって、終端速度は以下の式で与えられる。 v t = m r ω 2 6 π η r 0 {\displaystyle {v_{t}}={\frac {mr\omega ^{2}}{6\pi \eta r_{0}}}} この式を再整理すると最終的に次式が得られる。 s = v t r ω 2 = m 6 π η r 0 {\displaystyle s={\frac {v_{t}}{r\omega ^{2}}}={\frac {m}{6\pi \eta r_{0}}}}
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