速日峰橋とは? わかりやすく解説

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速日峰橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 08:28 UTC 版)

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速日峰橋(はやひのみねきょう)は、宮崎県延岡市北方町1976年に竣工した上路式吊床版橋である。

概要

F = L/10(サグ量)にて張り渡された吊床版上に鉛直材を設け、上路桁を設置した(連続PC版)、日本初の車道用橋梁である。支間長約50メートル (m) である。

施工者はピーエスコンクリート社、主に荒川敏雄氏、藤元安宏氏ref(1)が関与し、久留米工場(PS社)にて、5分の1モデル試験にて構造挙動を確認後、実施工に移された。 画期的橋梁であり、当時FIPロンドン大会にも出品、協会誌「プレストレストコンクリート」ref(1)「橋梁」「橋梁と基礎」に掲載された。  吊床版橋SpannBandはドイツD&W社のフィンスターバルダー博士によって考案された橋梁 構造形式であり、トルコ、ボスポラス海峡横断橋に提案され、また本四連絡橋にも提案され たが架橋に至らなかった。大阪万博会場にL=15mが架橋された(鹿島建設、根本文夫氏関与)。 ref(1):『速日峰橋の設計と施工(その1)』『”(その2)』プレストレスト・コンクリートVol.19,No.5,1977 Vol.21,No.5,1979 また、宮崎の橋101選にも載っている[1]

脚注




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