軍団 (古代日本)とは? わかりやすく解説

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軍団 (古代日本)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/02 08:29 UTC 版)

軍団 (ぐんだん) は、7世紀末(もしくは8世紀初め)から11世紀までの日本に設けられた律令制による国家規模の軍事組織を指す(軍団兵士制)。律令制発足の目的の一つは、この軍団の設立・整備にあった。全国に駐屯地が置かれた。


注釈

  1. ^ この詔を伝える唯一の史料である『日本書紀』は、古い時代の評を郡に書き替えている。評の役所を何と呼んだかは不明。

出典

  1. ^ 野田嶺夫『律令国家の軍事制』「大宝軍防令条文の復元と史料」1-43頁。
  2. ^ a b 山内邦夫「律令制軍団の成立について」184-185頁。
  3. ^ 橋本裕「軍毅についての一考察」9頁。
  4. ^ 『日本書紀』天武天皇14年11月丙午条。新編日本古典文学全集『日本書紀』3の453頁。橋本裕「軍毅についての一考察」10-11頁。
  5. ^ 橋本裕「軍毅についての一考察」12-13頁。橋本自身は大宝令説を採る。
  6. ^ 五十嵐喜善「白村江敗戦と軍事力の組織化-軍防令の理念と実像-」吉村武彦 編『律令制国家の理念と実像』八木書店、2022年 ISBN 978-4-8406-2257-8 P219-224.
  7. ^ 大日方克己「古代国家の展開と出雲・石見・隠岐三国」 松尾寿・田中義昭・渡辺貞幸・大日方克己・井上寛司・竹永三男『島根県の歴史』2005年 96ページ
  8. ^ 軍団印出土地[御笠団印・遠賀団印]|日本遺産太宰府 古代日本の「西の都」~東アジアとの交流拠点~”. 太宰府市日本遺産活性化協議会 (2016年). 2022年1月2日閲覧。


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