西川賢_(政治学者)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 西川賢_(政治学者)の意味・解説 

西川賢 (政治学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/24 09:49 UTC 版)

西川 賢(にしかわ まさる、1975年 - )は、日本の政治学者歴史学者。専門は政治学アメリカ政治史。

略歴

1999年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、2007年同大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)の学位取得。指導教授は久保文明、他に国分良成の指導も受けた。

日本国際問題研究所研究員(2008-11年)を経て、2011年津田塾大学学芸学部国際関係学科准教授、同教授(2016-2024年)。この間九州大学大学院法学府客員准教授(2009-2010年)、一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻客員准教授(2010年)などを務めた。

著書

単著

共編著

  • 山岸敬和・西川賢『ポスト・オバマのアメリカ』(大学教育出版、2016年)

論文

  • 「アメリカ政治における集票運動と利益誘導―1932年民主党代議員選挙の分析から」『法学政治学論究(慶應義塾大学)』56号(2003年)
  • 「アメリカの政党組織における集票機能とその変容―ニューディール期の失業救済事業をてがかりに」『法学政治学論究』62号(2004年)
  • ニューディール期アメリカの第三政党運動―失業者党とペンシルヴェニア社会保障連盟を例に」『アメリカ研究』39号(2005年)
  • 「アメリカにおける『政党マシーン支配』とその動揺―ペンシルヴェニア州を中心に、1912年~1936年」『法学政治学論究』67号(2005年)
  • 「ニューディール期における民主党の組織的変化に関する一考察―労働無党派連盟と政党マシーンとの関連を手がかりに」『法学政治学論究』68号(2006年)
  • フランクリン・ローズヴェルト政権における失業救済政策の形成過程―政権内部での政策をめぐる動向を中心に」『慶應義塾大学法学研究科大学院論文集』47号(2007年)
  • "Realignment and Party Sorting in the 2008 US Presidential Election."『選挙研究』25巻1号(2009年)
  • 「中間選挙における二大政党の選挙戦術」『海外事情(拓殖大学)』58巻12号(2010年)
  • 「政治インフラとしてのコミュニティ・オーガニゼーション―ACORNを事例として」久保文明編『アメリカ政治を支えるもの―政治的インフラストラクチャーの研究』(日本国際問題研究所、2010年)
  • 「現代アメリカの政党システム」岩崎正洋編『政党システムの理論と実際』(おうふう、 2011年)
  • 「共和党穏健派の思想と動向―1952年の予備選挙を中心として」『法学研究(慶應義塾大学)』84巻7号(2011年)
  • "Falling in Love with Japan: Emma Guffey Miller in Japan, 1901-1906." 『津田塾大学紀要』44巻(2012年)
  • 「政治的保守主義の概念化と説明理論の提示―米国共和党の保守化を手がかりに」『選挙研究』28巻1号(2012年)

翻訳

  • G・ジョン・アイケンベリー『リベラルな秩序か帝国か(上・下)』(細谷雄一監訳、勁草書房、2012年)
  • トーマス・ポグントケ、ポール・ウェブ『民主政治はなぜ「大統領制化」するのか―現代民主主義国家の比較研究』(岩崎正洋監訳、ミネルヴァ書房、2014年)
  • ゲイリー・ガーツ、ジェイムズ・マホニー『社会科学のパラダイム論争―二つの文化の物語』(西川賢、今井真士訳、勁草書房、2015年)

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「西川賢_(政治学者)」の関連用語

西川賢_(政治学者)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



西川賢_(政治学者)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの西川賢 (政治学者) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS