補足遺伝子とは? わかりやすく解説

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ほそく‐いでんし〔‐ヰデンシ〕【補足遺伝子】

読み方:ほそくいでんし

対立しない遺伝子二つ以上共存し互いに補い合って一つ形質を表すときのそれぞれの遺伝子


補足遺伝子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/03/31 14:51 UTC 版)

補足遺伝子(ほそくいでんし)とは、一つの形質の発現に、ある二組の対立遺伝子が必要になる遺伝子のことである。通常は2つの優性対立遺伝子が揃ったときにその形質が発現する。

補足遺伝子の例

スイートピーの花色に関する遺伝子でCとPがあり、C遺伝子とP遺伝子を同時に持つ場合は紫色の花を開花させるが、C遺伝子とP遺伝子のいずれかのみを持つ場合や、いずれも持たない場合は白色の花を開花させる。スイートピーの花色の色素合成系においては、C遺伝子は色素原合成遺伝子で、前駆体から色素原を合成し、P遺伝子は紫色素合成遺伝子で、色素原から紫色素を合成する反応が行われている。
発現型が[Cp][cP][cp]では白色になるが、[CP]では紫色になる。

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