菊池謙一とは? わかりやすく解説

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菊池謙一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/22 07:32 UTC 版)

菊池 謙一(きくち けんいち、1912年11月10日 - 1970年2月12日)は、日本の農村運動家、日本共産党員。

経歴

和歌山市出身。1938年東京帝国大学文学部西洋史科卒業。都新聞記者から世界経済調査会米国経済研究所に転じた。戦争で長野県に疎開。戦後、長野県で日本共産党に入党し、農村運動に従事する。ソ連のヤロビ農法を広め、日本ミチューリン会創設に尽力。その影響は全国に及び26年、ミチューリン会誕生時には約3000人の会員がいた[1]

著書

  • 『新しき青年のために』山川書店 1948
  • 『アメリカ史研究 第1 (アメリカの黒人奴隷制度と南北戦争)』未来社 1954
  • 『アメリカ史研究 第2 (アメリカにおける前資本制遺制-南部のプランテイション制度)』未来社 1955
  • 『夜明けの記録 日本ミチューリン運動』理論社 1955
  • 『写真でみるヤロビ入門 作物別のやり方と標本写真集』理論社 1956
  • 『アメリカ合衆国の歴史 上巻』青木書店 1957
  • 『アメリカ黒人のたたかい』未来社 1965

共編著

  • 『アングロサクソン民族』間崎万里,藤原守胤共著 六盟館 民族叢書 1943
  • 『日本農民のヤロビ農法 ミチューリン主義農業技術の実地手引』編 蒼樹社 1953
  • 『緑の教室』菊池幸子共編 理論社 1954

論文

脚注




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