菅谷宿とは? わかりやすく解説

菅谷宿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/02 05:28 UTC 版)

菅谷宿(すがやじゅく)は、川越児玉往還(川越道)にあった宿場。現在の埼玉県比企郡嵐山町武蔵嵐山駅周辺の市街地が該当する。

概要

菅谷宿(すがやじゅく)は、武蔵国比企郡菅谷村にあり、児玉街道(往還としての名称は川越児玉往還)に沿って形成された宿場である[注釈 1]。川越児玉往還としては12番目、江戸から十五里[1]の宿場である。寛文年中に菅谷村から分村した志賀村と共に人馬継立を行った[2]

東京方面からくると国道254号(旧道)は菅谷交差点で左折して小川町へ向かうが、川越児玉往還は直進でありかつてはこのルートが正統なルートであったことを示している。

歴史

古くは正保の頃まで須加谷と書かれ、元禄期前に菅谷と変わった[1]

最寄り駅

史跡・みどころ

隣の宿

川越児玉往還
高坂宿 - 菅谷宿 - 奈良梨宿

脚注

注釈

  1. ^ 『新編武蔵風土記稿』の「菅谷村」に「秩父郡或いは中山道に出る脇往還にして人馬継立を成せり」とある[1]

出典

参考文献

  • 『新編武蔵風土記稿』 巻ノ195比企郡ノ10.菅谷村、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764006/95 
  • 『新編武蔵風土記稿』 巻ノ195比企郡ノ10.志賀村、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764006/96 




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