英機との夫婦仲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 07:29 UTC 版)
無類の愛妻家であった英機との夫婦仲は、極めて円満であった。 かつ子は、姑の千歳による激しい苛めに苦しんでいた時の心境を、 「苦しい気持を察してくれる主人の優しさがただありがたくて、この人の為に命の尽きるまで頑張ろうと思い定めましたことでした。」 と回想している。 英機が大尉から少佐の時期に3年ほど欧州に駐在した際は、英機からかつ子へ144通、かつ子から英機へ159通の手紙が行き交った。英機が首相を務めていた昭和17年の正月、年賀の酒に酔った英機が「芸者遊びにうつつを抜かす者など駄目だ! 俺は若い時も今も女房一筋だ!」という旨を「放言」した挿話がある。
※この「英機との夫婦仲」の解説は、「東條かつ子」の解説の一部です。
「英機との夫婦仲」を含む「東條かつ子」の記事については、「東條かつ子」の概要を参照ください。
- 英機との夫婦仲のページへのリンク