花札占いとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 花札占いの意味・解説 

花札占い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/29 11:25 UTC 版)

花札占い(はなふだうらない)とは、日本特有の花札を用いた占術のことである。

解説

季節の花を図柄にした4枚×12か月=48枚の花札を用いて、決まった切り方や並べ方で占う。また、1枚の札を選んで占うオラクルカード的な占い方もある。

歴史的には花札が世に登場したのが江戸時代後期[1]とされるが、昔から商家や花柳界などで歓迎され占われていたので花札を使用した占いはこの頃から行われていたとされる。[要出典][2]

花札占いの有料課金コンテンツとしては、株式会社メディア工房が2012年8月にリリースした「六本木噂の女占師」[3]、テレシスネットワーク株式会社が2016年1月にリリースした「捌華秘占」[4]があり、いずれも花札占師の八代真生が監修している。


メディアで取り上げられた事例としては、八代真生ワコールウェブサイト「心を奏でる花札占い」[5](2008年~2012年)を制作したほか、bayFMのラジオ番組「C-ZONE Season!」[6](2010年6月)、イーストプレス社の雑誌「恋運暦」[7](2010年8月)、J-WAVEのラジオ番組「RADIPEDIA」[6](2011年10月)などに八代真生が花札占師として登場している。


2013年1月に大泉書店が刊行したコミックエッセイ「占いに行ってきました!開運マニア”当たる占い師”体験記」において「占えるのは日本で一人だけ 超レアな占術をあやつる先生」[8]の一人として八代真生が紹介されており、このころまでは花札占師は非常に少なかったものと思われる。

2022年8月2日に電子書籍「花札占い 入門編」が西田圭一郎(にしけい)[9]によって出版、2022年9月23日には株式会社ヴィジョナリー・カンパニーから「花札占いカード~雪月花~」(著者:ZERO)[10]が発売されるなどし、2022年ころから花札占いのすそ野が広がっていると思われる。

出典

  1. ^ 『別冊太陽 No.9 WINTER '74』株式会社 平凡社、1974年11月25日 1974、161-164頁。 
  2. ^ 『みんなで遊べるたのしいトランプと花札遊び』金園社、1969年1月10日 1969、191-198頁。 
  3. ^ 六本木噂の女占師プレスリリース”. 2024年2月23日閲覧。
  4. ^ 人気占い師『八代真生』による鑑定が、占いポータルサイト「うらなえる本格鑑定」で提供開始!”. 2024年2月23日閲覧。
  5. ^ タワーエイト 八代真生 - ワコールのコンテンツ「心を奏でる花札占い」のための音楽”. 2024年2月23日閲覧。
  6. ^ a b Tower8”. tower8.jp. 2024年2月23日閲覧。
  7. ^ 『恋運歴』株式会社イーストプレス、2010年8月8日 2010、50頁。 
  8. ^ 『占いに行ってきました!』株式会社大泉書店、2013年1月23日 2013、106-110頁。 
  9. ^ 花札占い入門編 (A5判)”. 2024年4月29日閲覧。
  10. ^ 花札占いカード~雪月花~”. 2024年4月29日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  花札占いのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「花札占い」の関連用語

花札占いのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



花札占いのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの花札占い (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS