第55独立親衛自動車化狙撃旅団 (ロシア陸軍)とは? わかりやすく解説

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第55独立親衛自動車化狙撃旅団 (ロシア陸軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/25 00:20 UTC 版)

第55独立親衛自動車化狙撃旅団
創設 2015年11月
所属政体 ロシア
所属組織 ロシア陸軍
部隊編制単位 旅団
兵科 山岳兵
兵種/任務 山岳戦
人員 1,300人[1]
所在地 トゥヴァ共和国クズル
通称号/略称 55115
上級単位 第41親衛諸兵科連合軍
戦歴 ロシアのウクライナ侵攻
指揮官 デニス・バリロ大佐
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第55独立親衛自動車化狙撃旅団(だい55どくりつしんえいじどうしゃかそげきりょだん、ロシア語: 55-я отдельная гвардейская мотострелковая бригада)は、ロシア陸軍旅団第41親衛諸兵科連合軍隷下。

概要

クズル駐屯基地

2015年11月、中央軍管区隷下の山岳部隊としてトゥヴァ共和国で創設された[1]

ロシアのウクライナ侵攻

北部・チェルニーヒウ戦線

2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻ベラルーシに配備され、北部チェルニーヒウ州で攻勢を開始し、3月にチェルニーヒウ地区ヤヒドネ村を占領したが、戦争犯罪で子供74人と障害者5人を含む住民360人を地下室に28日間監禁して高齢者10人を死亡させ、同月にウクライナ軍に撃退されてチェルニーヒウ州から撤退した[2][3]

北東部・イジューム戦線

2022年4月、北東部ハルキウ州イジューム地区に再配置されて攻勢を開始したが、バルビンコベで撃退された[4]

東部・バフムート戦線

2022年8月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、第21独立親衛自動車化狙撃旅団第35独立親衛自動車化狙撃旅団と共に攻勢を開始したが、バフムート北のシヴェルシク方面で撃退された[5]

東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線

2023年3月、東部ルハーンシク州セヴェロドネツィク地区に再配置され、クレミンナ西のリマン方面を防御した[6]

東部・アウディーイウカ戦線

アウディーイウカに展開する様子

2023年10月、激戦地の東部ドネツィク州ポクロウシク地区に再配置され、第1軍団第2親衛諸兵科連合軍の救援で攻勢を開始し、2024年2月にアウディーイウカを占領した[7]。団員が4割程度まで減少する損害を受けたと推定された[8]

2024年1月3日、ウラジーミル・プーチン大統領より、名誉称号「親衛隊」を授与された[9]

編制

  • 旅団司令部(クズル
  • 第1山岳自動車化狙撃大隊
  • 第2山岳自動車化狙撃大隊
  • 自走砲大隊
  • 高射ミサイル大隊
  • 偵察大隊
  • 工兵大隊
  • 通信大隊
  • 兵站大隊
  • 整備中隊
  • NBC防護中隊
  • 衛生中隊
  • 無人機中隊

ギャラリー

脚注

注釈

出典




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