第3族元素とは? わかりやすく解説

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第3族元素

(第3族の元素 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 07:39 UTC 版)

3
周期
4 21
Sc
5 39
Y
6 57
〜71

*
7 89
〜103

*

第3族元素(だいさんぞくげんそ)とは周期表の第3カラムに属する元素。ただし、IUPACが周期表の公式な標準を定めていないため、採用する周期表により複数の異なる定義がある。

  1. スカンジウム (21Sc)、イットリウム (39Y)、ランタン (57La)、アクチニウム (89Ac)
  2. スカンジウム (21Sc)、イットリウム (39Y)、ルテチウム (71Lu)、ローレンシウム (103Lr)
  3. スカンジウム (21Sc)、イットリウム (39Y)、ランタノイド (57La-71Lu)、アクチノイド (89Ac-103Lr)
  4. スカンジウム (21Sc)、イットリウム (39Y)

以下では、3.のグループについて述べる。

スカンジウム族とも呼ばれる。スカンジウム族にも、第3族と同様に意味の曖昧さがある。

スカンジウム、イットリウム、ランタノイド(アクチノイドは含まない)は、希土類元素(レアアース)と総称される。

第3族は第1族や第2族と異なり、閉殻になっていないd軌道(あるいはf軌道)を持つことから遷移元素として取り扱われる。

性質




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