稲垣征次
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/16 08:02 UTC 版)
稲垣 征次(いながき せいじ、1942年-)は、日本の画家。
経歴
第二次世界大戦中の台湾で生まれ、終戦後福岡へと引き揚げた[1]。大学時代より絵を描き始め、以降独学で作品制作を続けた。1983年に『薔薇族』上でデビューし、以降20年間にわたり同誌上で少年愛をテーマにした作品を掲載し続けてきた。
作風は主に鉛筆画であり独特の世界観に魅了されるファンは多い。
埼玉県坂戸市在住。
2003年には渋谷のアートスペース美蕾樹で初個展を開催した。
2009年から2010年にかけて渋谷のマリアの心臓で2回個展を開催した。
2016年から銀座のマリアの心臓で常設展示されている。
2018年『日本のゲイ・エロティック・アートVol.3』にて掲載される(『薔薇族』や個展の作品に加えてインタビューも収録)
2018年から京都大原のマリアの心臓で常設展示されている。
2024年ヴァニラ画廊で稲垣征次個展「いつだって光があれば」を開催した。
2025年 スイスのアートバーゼルに参加、好評を得る。
出典
- ^ 屋根裏、どどいつ文庫、伊藤ばるぼら、タコシェ、野中モモ、ダブロイド、福井康人『世界のサブカルチャー』翔泳社、2008年。ISBN 4798113581。
外部リンク
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