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神部忍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 07:13 UTC 版)

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神部忍
時代 古墳時代
生誕 不明
死没 不明
氏族 神部氏
父母 父:神部速日[1]物部小事女意富安姫命[2]
兄弟 神部弟
物部小事女小安姫命[3]
神部伎閇、神部席屋[4]
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神部忍(みわべのおし、生没年不詳)は、『粟鹿大明神元記』に記された古墳時代豪族

概要

神功皇后(原文では磐余稚佐倉宮御宇息長大足姫天皇)の時に、但馬国の人臣を率い、粟鹿大神の荒術魂を船頭に取り着け、百済に渡った。倭へ返って来ると、朝廷に神事でお仕えし、そのために、但馬国造に定められ、神宝の楯2面、大刀2柄、鏡2面、頸玉1箇、手玉1箇、足玉1箇、神田75町9段180歩、神戸2烟を給わった。忍はこれらを粟鹿大神に給い、宝蔵を立て、神宝の物を収めた。そして、初めて祭主の忌を始め、上呼は11月の寅の日、中呼は子の日、下呼は12月の申の日に祭り鎮ることとしたという[5]

脚注

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注釈

出典

  1. ^ 『粟鹿大明神元記』
  2. ^ 『粟鹿大明神元記』
  3. ^ 『粟鹿大明神元記』
  4. ^ 『粟鹿大明神元記』
  5. ^ 前之園 亮一「神話研究における「粟鹿大明神大神元記」の史料価値--「神」概念の形成と出雲神話を中心に」(『学習院大学文学部研究年報』23号、1976年)p115-147 https://glim-re.repo.nii.ac.jp/index.php?action=repository_action_common_download&item_id=2775&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1&page_id=13&block_id=161



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