石橋瓦窯跡とは? わかりやすく解説

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石橋瓦窯跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/15 00:44 UTC 版)

窯跡の表示。井手町まちづくりセンター椿坂の前にある。
斜面に窯跡が広がる

石橋瓦窯跡(いしばしかわらがまあと)は、京都府綴喜郡井手町にある窯の遺構(窯跡)。

概要

奈良県奈良市中心部にある大安寺は、奈良時代から平安時代前期にかけては南都七大寺の1つであり、当時の伽藍跡は「大安寺旧境内」として1921年に国指定の史跡となっている。井手町にある窯跡は出土した瓦の粘土、文様から、大安寺創建期の瓦を生産した「棚倉瓦屋[1]」(たなくらかわらや)と位置付けられ[2][3][4]、2006年に「大安寺旧境内附石橋瓦窯跡」(だいあんじきゅうけいだいつけたりいしばしかわらがまあと)として国指定の史跡に追加指定されている[5]

所在地

石橋瓦窯跡を保存するために陸橋の形式で走る町道

京都府綴喜郡井手町大字井手小字石橋、清水

  • 井手町まちづくりセンター椿坂のそば
  • 玉川右岸の河岸段丘上にある[4]

脚注

  1. ^ 『大安寺伽藍縁起并流記資財帳
  2. ^ 文化財保護”. 井手町. 2023年8月15日閲覧。
  3. ^ 平城京事典65頁
  4. ^ a b 上原真人. “第111回埋蔵文化財セミナー資料「近年の発掘調査結果から」” (PDF). 京都府埋蔵文化財調査研究センター. 2018年2月5日閲覧。
  5. ^ 大安寺旧境内附石橋瓦窯跡”. 奈良県 (2016年12月14日). 2018年2月4日閲覧。

参考文献

  • 奈良文化財研究所(編)『【図説】平城京事典』柊風舎 2010年

関連項目

外部リンク

座標: 北緯34度48分1.7秒 東経135度49分3秒 / 北緯34.800472度 東経135.81750度 / 34.800472; 135.81750




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