石川卓磨とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 石川卓磨の意味・解説 

石川卓磨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/16 02:12 UTC 版)

石川 卓磨(いしかわ たくま、1979年 - )は、日本のアーティスト、美術批評家。武蔵野美術大学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科准教授。蜘蛛と箒主宰。[1]

概要

1979年千葉県生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了(修士)。東京都在住。[2]

2023年4月より武蔵野美術大学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科に准教授着任。[3]

近現代のアートを専門領域とし、作家、批評、キュレーション、編集、映像制作など。

「αMプロジェクト2023-2024|開発の再開発」ゲストキュレーター。[4]

芸術・文化の批評、教育、製作などを行う研究組織である「蜘蛛と箒」を主宰。

絵画、写真、映像などの複数のメディアの関係性を捉え直す作品を制作。デザインや現代思想などの接点を重視し、近代の前衛芸術からスペキュラティブ・デザイン、ソーシャリー・エンゲイジド・アートなどをリサーチ対象にしている。

個展

「小説の中の私」TALION GALLERY(2019/東京)

「教えと伝わり」TALION GALLERY(2016/東京)

「真空を含む」国際芸術センター青森 (2016/青森)

「イーサン・ハントのフラッシュバック」TALION GALLERY (2014/東京)

「世界と孤独vol.2 石川卓磨」美術画廊 X (2012/東京)[5]

グループ展

「雲をつかむできごと」switch point (2018/東京)

「第9回 恵比寿映像祭」東京都写真美術館 (2017/東京)

「responsive/responsible レスポンシブ/レスポンシブ」テコギャラリー (2016/ 青森)

「カメラのみぞ知る」Yumiko Chiba Associates (2015/東京)

「複々線」現代heights (2014/東京)、「地上より」GALLERY SIDE2 (2013/東京)

「似て非なるもの」TALION GALLERY (2012/東京)、

「美術評論家鷹見明彦追悼展」表参道画廊+MUSEE F(2011/東京)

高嶋晋一 石川卓磨 FLIGHT DUR ATION」gallery of The Fine Art Laboratory(2009/東京)

「引込線」第1回所沢ビエンナーレ美術展 (2009/埼玉)など。

企画

「開発の再開発」ギャラリーαM(2023 - 2024/東京)

主な論考

「写実主義の超克と素描のまなざし : エゴン・シーレの素描についての対話」

『ユリイカ2023年2月号 特集=エゴン・シーレ』(青土社、2023年)

「パーティーの後で」『中﨑透 フィクション・トラベラー』図録 (水戸芸術館現代美術センター、2022年)

「アフリカ系アメリカ人として生きる「怯え」と文化的混血性。ラシード・ジョンソン「Plateaus」レビュー」(Tokyo Art Beat、2022年)

「寄生し、介入する」『丸亀での現在 』図録(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2022年)

「大きな物語に抵抗する14の「小説」たち。「Seven / Seven: The Fraught Landscape」レビュー」(Tokyo Art Beat、2022年)「ARTIST INTERVIEW ロニ・ホーン」『美術手帖2021年12月号』(美術出版社、2021年)

アンリ・マティスのヴァーチャル・リアリティ」 『ユリイカ2021年5月号 特集=アンリ・マティス』(青土社、2021年)など。[6]

脚注

  1. ^ ABOUT US |” (2019年9月29日). 2022年4月22日閲覧。
  2. ^ 石川卓磨”. 第14回恵比寿映像祭(2022)Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions 2022. 2022年4月22日閲覧。
  3. ^ 部屋と庭 隔たりの形式 | 美術館”. 武蔵野美術大学 美術館 (2020年3月5日). 2022年4月22日閲覧。
  4. ^ αMプロジェクト2023–2024『開発の再開発』 – gallery αM”. 2023年7月5日閲覧。
  5. ^ 石川卓磨のプロフィールと販売作品一覧 | Dear Art”. DearArt. 2022年4月22日閲覧。
  6. ^ 石川卓磨”. 武蔵野美術大学. 2023年7月6日閲覧。

参考文献

『ART CRITIQUE n.03』

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  石川卓磨のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「石川卓磨」の関連用語

石川卓磨のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



石川卓磨のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの石川卓磨 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS